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2017年07月02日16:30

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劇場版美少女戦士セーラームーンR応援上映

情報を聞いて、これはなんとしても行きたい、と思ったので、セラムン好きのマイミクに聞いてみた。

「チケット先行抽選予約できるらしいんだけど、公式ファンクラブに入ってた?」
「ちょっと待って」
「?」
「入った」
「なんか、ごめん」
「抽選当たった」
「多謝」

というわけで、丸の内TOEIに行ってきた。応援上映自体は6/30にも開催されて、セラムンCrystalの声優が登壇したり、劇場版の発表があったりしたようだが、自分は金曜に上京することができなかったので、最初から土曜日の7/1狙いだった。2日目は三石琴乃と幾原邦彦監督が登壇。詳細はこちら。
http://cho-animedia.jp/event/18665/

このレポートに加えて、現地の様子を補足しておく。まず三石琴乃の声がすごい。Crystal第1期の頃は、さすがに14歳の声はきついなぁと思ったりして、第2期以降は見ていなかったのだが、この日の登場時の声は昔のまんまで、最初は録音かと思ったくらいだった。

監督からは、興味深い話がたくさん。劇場版R製作当時は、テレビシリーズと作業が並行していて、記憶が残っていないことが多いとか、お偉いさんがセラムンの面白さも人気があることも理解できず、劇場版製作ゴーサインがなかなか出なかったとか、完成後は映画を客観視できず、自分では映画が面白いのかどうか分からなくなっていたとか、映画公開に合わせての声優舞台挨拶なんて、セラムン以前にはなかったはずだとか。

「特に劇中クライマックス、目を閉じていたうさぎが目を開くと同時にMoon Revengeのイントロが流れる瞬間で、客の心を掴めなければ失敗だと思っていた・・・あれ?目を開くんだっけ。覚えてない。違ってたらごめん」と言っていたが、まちがいなく、そのカットとイントロで観客全員が心を掴まれていたわ。公開当時も、昨日の上映も。

上映前に司会者が観客に「昨日も来た人いる?」と聞くと、ぱらぱらとペンライトが振られていた。「他作品でも応援上映に参加したことがある人いる?」と聞くと、やはりぱらぱらとペンライトが振られた。予想より少ない。おそらく当時からのセラムンファンが、監督や声優の舞台挨拶目当てに来ているのが多いように思われた。ガチ応援上映勢は、絶賛公開中のキンプラや、同日同時刻に開催されていたインド映画のマサラ上映に行っていたのかもしれない。

あと、前日の様子として「ダキシード仮面登場時に、ヒグチーという声援が飛んだ」と司会者が言ってくれたのは、応援上映経験者が少なく、どういうポイントで応援すればいいか分からない人が多いであろう状況で、ありがたいアドバイスになった。まぁ一応、「必殺技を叫ぼう」「歌を歌おう」「でも野次は禁止」というイラスト付き注意事項はあった。前日の応援上映では、本編上映前にCrystalのOPを流して練習をしたらしい(しかもOP映像が流れないという事故があったらしい)のだが、この日はそうした練習は無し。そういう事前の仕込みが、応援上映では重要なんだけどなぁ。

しかし、500人も入る大きな劇場では、実は応援上映が盛り上がるのは難しい。こういうのは、せいぜい100〜150人くらいまでのミニシアターでこそ盛り上がるものだからだ。そもそも、大箱では応援の声が遠くまで聞こえないというデメリットがある。大箱で盛り上がるには、タイバニやキンプリのようにある程度応援パターンが仕上がっているか、ガチ勢が集まっている必要がある。かといって、今回の応援上映を小さい箱でやられても、抽選の当選確率が下がるだけなので、それも困る。それでなくても、落選者のために、舞台挨拶無しの3日目(7/2)が急遽開催決定されたくらいだし。

では、応援上映本編は盛り上がらなかったのかというと・・・まったく盛り上がらなかったわけではない。あちこちで声が飛びかってはいた。ただ、やはり遠くの方の声は聞こえない。また、自分が座った座席が1階のわりと前の方だったので、後方でどれくらいペンライトが振られていたかが見えなかった(上のリンクの写真だと、それなりに振られているようだが)。少なくとも前方のペンライトは、大人しいように感じた。まぁ、タイバニ、キンプリと比べるのが無理な話か。

なので、自分の応援と、見える範囲での応援の様子に関してだけ、記録しておく。

アバンタイトル。セーラー戦士全員で拳を上げて「おー」。
タイトルからオープニング。ペンライトより手拍子が目立った。歌ってる声は聞こえない。
タイトル直後。回想シーン。「まもちゃん、泣かないでー」
植物園。笑いどころが多いので、突っ込みや歓声も多かった。
前半の戦闘〜変身シーン。各キャラに合わせたカラーのペンライトが振られていた。
気絶したうさぎの口を塞ぐちびうさ。「みんな息を止めてー」とか、「いーち、にー、さーん」とカウントしたり。
おなじみの口上。「月にかわって、おしおきよ」は、言ってる声は多少あるという程度。一番声を出しやすいところなのに、もったいないと思った。
タキシード仮面登場。お約束どおり「ヒグチー」
タキシード仮面とフィオレの鍔迫り合い。ペンライト2本で鍔迫り合いを再現している人がいた。
回想シーンで倒れているフィオレを見つけた衛。「お持ち帰りですかー」
後半の戦闘シーン。派手な必殺技に合わせてペンライトを右に左に。
フィオレと並び立つ妖魔の群れがゆらゆら。ペンライトもゆらゆら。
エナジーを吸い取られるうさぎ。エナジーの光が上空へ上がっていく。ペンライトも同じ動き。
クライマックス。みんな映画に見入って、応援を忘れてしまう。
Moon Revengeが流れる。さすがに歌いにくい雰囲気。ペンライトで応援。
子供フィオレが命の花を持ってきて去る。「さよーならー」
衛とうさぎのキス。歓声。
エンディング。あまり歌ってる声が聞こえない。でも、自分は歌った。

だいたいこんな感じ。

やっぱり映画館で歌うってのは、やりにくいのかなぁ。劇場イベントとしての応援上映が多くなったのは、アイドルアニメ映画が多数公開されてからのことなので、歌うより、ライブ風にペンライトで応援&コールってのが定番になっているっぽい。アナと雪の女王みんなで歌おう上映の観客放置は論外だけど、歌が重要な役割を持つ君の名は。応援上映とかはどんな様子だったのだろう。東京で1回あったきりで、情報も聞かないわ。帝一の國応援上映で校歌の歌詞カードを配って、上映前に練習ムービーを流していたのは、なかなか気が利いていた。そういうのが大事。

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