言葉が見つからない

我らがヤクルトは、交流戦開幕１０連敗で、
2010年の自らの記録を更新した。
自虐的とも思えるような負け方に、
ファンとしては、言葉が見つからない。

シーズン前、私には嫌な予感があった。
ＷＢＣへの山田、秋吉とバレンティン（オランダチーム）
の参加だった。

ＷＢＣは、当然ながら日本プロ野球が開幕する前に、
ひと仕事済ませるというほど軽くはない。
そこに向かって調子をピークにもっていき、
予選を突破するとトーナメント方式だから、
一戦一戦息が抜けず、全力投入になる。
だから優勝しても、しなくても
終わった後の脱力感はさけられない。

そして、日本プロ野球開幕まで、
もう一度モチベーションを高めるには、時間もない。

予感通り、ヤクルトの3選手はＷＢＣ後遺症につかまった。
いまだに、回復していない。
もちろん他のチームの選手も同じように参加しているのだから、
これは今の惨状に対する、くりごとにすぎない。

だが、３選手の不調は、他のチーム比べると
ただでも選手層の薄いヤクルトにとって、
影響が大きかったと言わざるを得ない。

このまま、交流戦に全敗したら、プロ野球史上最悪の記録となる。
どんな手段をとってもいい、意地でも１勝を挙げろ。
神宮の杜で、ツバメが泣いているぞ。