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2017年01月17日12:24

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初句会 1月14日(土)

とても寒くなったこの日、「にくの会」の初句会に参加しました。

白大島と茜染の名古屋帯の組み合わせは初めてですが、中々決まって嬉しい。
今年はこの白大島ももったいながらずに、じゃんじゃん着よう。
生きている内、気力のある内に。

原宿の東郷神社で吟行し、青山のキハチで句会という贅沢プラン。

原宿は高校3年生の時によく行っていた。
その頃はもちろん高松在住だったのですが、月に一度、土曜日に荻窪の青木明先生のお宅にレッスンにうかがい、その後、「レッスンが終わった後の自分にご褒美」とばかりに、原宿界隈をウロウロして遊んでいたのでした。

よくよく考えてみるに、こうしてすぐに遊んでしまいたがる性癖は昔からちっとも変わっていないってことに気付く。まあ求道者には程遠い。

夜は洗足に住む伯母の家で世話になり、日曜日は一才年上で当時成城学園大学の一年だった美人の従姉といろんな街でショッピングなどして遊んでいた。新しくできたお店のことなども教えてもらって一緒にいったり。夏は彼女の恋人とその友人の男の子の4人で一緒に京都にドライブ旅行もいったっけ・・

高校三年生の音大受験生にあるまじき振舞ではあるし、よく、夏の旅行など母が許してくれていたと思いますが、楽しかった!

当時は瀬戸大橋もかかっていなかったので、連絡船に乗り新幹線で、という一人旅でしたが、女子高生が楽器を抱えて旅していると色んな人に親切にしてもらえて、それもよい想い出です。

一度、連絡船の中で、自衛隊の若い人達と一緒になって、すっかり人気者になり、彼らがお土産にと買い持っていたいろんなものをごっそりとプレゼントしていただいたこともある。

あの時の皆様はお元気だろうか・・・

とすっかり忘れていた40年前のことを色々と思い出させてくれる街、原宿に久々に行きました。
やはりとてもお洒落な場所です。

自衛隊の若者たちを思い出したのは、そこが東郷元帥を祀る東郷神社だったこともある。
東郷会館側の狛犬は中々現代的な、スフィンクスにも見えるような形でとても珍しいものでした。
お社の狛犬は、心なしか筋骨隆々。

東郷神社は初めてでしたが、身が引き締まるような気配もあり、良い神社でした。
社の横の白梅はもう花を付け、なんと偶然にも結婚式が。雅楽の調べがしんと冷えた社をさらに浄化しているようでした。花嫁さんも巫女さんもみな妖精のように可愛らしかったです。

ここで、一句。

「白梅や 社包みし 越天楽」

そのままの情景を詠んだ句ですが、その日の5点句(一等賞は6点句で二つ)となりました。
一等賞がいただけなかったのは残念ですが、幸先はいい。

青山のキハチまではお散歩がてら歩いたのですが、お仲間との語らいも楽しいものでした。

寒ブリのカルパッチョや松坂牛のステーキなど贅沢なランチをいただきつつ飲んだグラスワインに感動。

飲み放題のグラスワインの白で、ここまで美味しいのは初めてかも。
濃い目のしっかりとした香のリースリングで、お肉もこれで行けてしまうくらい。
ここは、絶対、また行きたい。


あと3点句も。

「初句会 凍れる我が身を 耕しぬ」

これは俳人だった祖父が瀬戸内海・大島にあるハンセン病の隔離施設・青松園に俳句を教えに行っていた折に詠んだ句からの借用で作ってみたかった。

我が身を耕す、というのはまさにカルチャーで。
息子の巣立ちや、夫方の親族の急逝などで、ダウンし凍っていた心身が初句会でほどけていく様を詠んでみた。

でも、耕すは春の季語で、初句会は冬の季語。まだまだである。

祖父の句は、

「この島の土となる身を耕しぬ」


なんや、おじいちゃんの方がずっとええやないか、全然違うやないか!という全員からのご指摘は、当たり前、とはいえごもっとも・・

借用する時には、それ以上の句にせねば逆効果でありました。

16名の参加でしたが、夫々の句に夫々の個性・人生・人柄が滲み出て、俳句の楽しさもさることながら、こうしたコミュニケーションの楽しさが醍醐味と改めて感じました。







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