甲野先生の門人のお一人で、いつも音楽家講座をお手伝いしてくださっているIくんは、息子とほぼ同世代。
でも、とても落ち着いていて、その辺の大人より、少なくとも私よりは、よっぽど大人だね、といつも感じ入っています。息子とは大違いである。
Iくんは忍者でもあり、最近は時々タレントに忍術を紹介したりする番組等でTV出演していることもありますが、なんせ忍者なので顔は見せない。
割り箸でハエを殺さないようにそっとつまんで捕まえ、外に逃がしてやることもできる、という地味ながらも凄い技も持っている。
先日、甲野先生に私の「安心スイッチ」をご報告した折周囲にいらした武術関係者と共に、Iくんも、「これは凄いですねえ」と感心してくれて、さらに帰り道にご助言をいただきました。
それは忍者修行の中での教えで、『身口意』。
手に印を結び、口に真言を唱え、思う。
これらを整えて一致させることで効果を得るというものです。
「安心スイッチ」を「身」とし、これを応用実践すると、さらに効果が高まるような気がします。との遠慮がちなご助言。
これがもう、凄かった。
ただの「安心スイッチ」は、まだまだこれまた近似値で、身体の表面から3センチくらい下での出来事だったことを思い知る。
相当深いところまでいっていた気もしていたのですが、それは、まだそれ以前が表面だったから相対的にそのように感じられていただけで。
唱えることと思うことが加わったことで、さらに深層部にまで働きかけることが。
そういえば、祝詞にしても、呪文にしても皆、言葉を発するもの。
悪い言葉は使ってはいけないなあ、と本当にゾクっとしながら改めて思ったのでした。
忍者のIくん、ありがとうございました!
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