20日後に迫る伊勢志摩サミットに参加するG7から
財政出動の合意を取り付けようと
今月1日からEU、ロシアの6 カ国の訪問している安倍首相。
その成果はいかに?
伊、仏の両国からは色よい返事があったようだが、
EUの枢軸国である独のメルケル首相は財政出動に難色をしめし、
英国のキャメロン首相からは、構造改革などを進める事が重要で
財政出動はそのひとつとして慎重に継続協議しましょうと
はっきりとした言質を取ることができなかった。
日本の金融緩和策に対して、欧米は懐疑的な意見が多い。
目に見えた効果が上がっていないことが原因だが、
ここにきて為替相場の操作に米国が、
日本を監視対象にするなど、逆風が吹いている。
今回の歴訪で、なんとなく冷たい空気を
安倍首相は肌で感じたのではないだろうか。
伊勢志摩サミットで、思惑通りに強い声明を出せないと、
安倍内閣の求心力低下は免れない可能性も出てくる。
賞味期限切れのアベノミクスいよいよ正念場か?
ログインしてコメントを確認・投稿する