昨日の夜遊びのツケ・・
ということで、珍しく早朝からさらい、一応のメドをつける。
前回のフェスティバル練習の時は、発表会の本番直前だったこともあり、まだ譜読みが間に合わず、電車の中でフリガナとか記号を書いていたていたらく。案の定、落ちまくって、超反省・・
ミニヨン序曲は♩=100なら間に合うけれど、万が一、本番で加速されたら、つまり104になったらおてあげ・・これが私の実力なのね、と、メトロノームのシビアな目盛に打ちひしがれつつ、104以上になった時の対応策として、倍音での替え指もさらっておく。
問題はこれが咄嗟に取りだせるか否か、パターン化しておく。
酒井さんの新作は、後半になると一小節が一段、という音数の多さなので、それらに記号をふり、ひたすらゆっくり譜読み。
スコアリーディングしていて、やっと、シビアな対位法でこの作品が出来ていることに気付く・・
・・流石・・・ ってこの曲がポリフォニーと、演奏を聴いて理解できる人って、』果たしているのだろうか?
音型は同じでも、その周辺にウジャウジャと入り乱れる、他のおしゃべり・・
これも、演奏者次第か、と身が引き締まる。
「静かな狂気」といったことを以前仰っていらしたけれど、まさに、それ。
「静かな狂気」は冷静な知性にしか宿らないような気もする。
ある意味、酒井さんそのものだわ・・
しかし、この構造に気付いたことで、俄然理解は進み、随分と、こちらもメドが立った。
その後、生徒さんをレッスン。そして『古武術に学ぶ楽器奏法』の講座のためにたまプラーザへ。
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今回はサックスのOさん、お一人。個人レッスンとなりました。
色々と一緒に遊んだ、という感じではありますが、やはり、一番驚かれていたのは「人差し指のツボ」でした。
「先生!なんでですか?!」
「だから、何故って言わないで・・」
とわかっちゃいるけど、何度も聞いてしまう、といったコントの様な状況が続く。
思いついて、初めて、この技法を体術でも試してみました。
お互い向き合って手刀で斬り落とす。
・・・驚く程の違いでした・・
そしてサックスで、この技法を取り入れる方法を一緒に模索。
どうしても、「道具の制約」というものはある。
私も楽器を貸していただいて、実際に構えてみる。
・・そして、辿り着けた解決方法。
そのとたんに、パーンと響きが変化し、私もOさんもびっくり。
「・・これ、凄いですね・・なんでですか?」
「だから、なんでって聞かないで・・」
とお約束のコント状態が再び・・
そして!!
自分だけでは、おそらく気が付かなかった新たな気付きも。
何故思いついたかは、自分でもよくわからない。
Oさんが指を置く様子を見ていてフト感じたことを、フルートで行ってみて驚いた。
ああ、今年になってから、ずっと、本番の後、悲しい気持ちになっていた、その悲しみの原因は、もしや、これだったか?
と思えるくらいの変化。
「人差し指のツボ」
今までのものでも、相当のものだったのですが、まだまだそんなものではありませんでした。
今までのものはほんの玄関先、というか入り口に過ぎなかった。
その入り口でウロウロとしていて、中に入れない隔靴掻痒感が、最近の私の悲しみだったのか。
要は、これも身体のルート。順番。手続き。
この新たな、より精度が増した「人差し指のツボ」で楽器を構えると、もう音を出す前から、次は凄いよ、というのがわかる。
この講座の「場の力」は本当に凄いです。
・・・・
夜はフェスティバルの練習。
ミニヨン序曲のテンポは結構ゆっくりで、普通の指でなんとかなりそうで、一安心。
というか、数時間前の「人差し指のツボ」が進化したお蔭で、すっかり別人で、かなり吹けるようになっている・・という不思議な実感。
もちろん、朝練習しておいたせいもあるけれど、音も指も、何もかもが別人で気味悪い程です。
フル稼働の日曜日となりましたが、不思議なくらい、疲れがないのも、この新たな進化のお蔭だと思います。
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