あと6日で、トロワ・パルファンの合わせ練習日がやってくる・・というのに、酒井さんの新曲がとても難しくて、譜読みがなかなか進みません・・
とはいっても、間に合わせないと、他の二人に申し訳ないので、がんばっている・・
きっと日比野さんも、小関さんも同じ思いで、今頃、必死でさらっていることでしょう。
とはいえ、さらえば、さらう程、心の闇の深まりにはまっていくようで、本当に、くら〜〜くなっていくので、そんな時は、気分転換と息抜きのため、ピアノの前に座り、しばし、バッハの小品を奏でる。
最近、それに加えて、「弾き語り」なるものも始めました。
きっかけは、2月13日の同級生バンドWAYAZのライブでの出来事。
もともと、歌はヘタだし、おまけに風邪をずっとひいていて、喉もまだまだ本調子ではなかった。
それでも、ようやく出るようになった声は、か細く、息モレっぽい溜息まじりのつぶやきボイス。
マリリン・モンローがケネディのお誕生日パーティーで披露した、あの感じ。
というか、病み上がりだったので、そういう風にしか声が出なかった。
これでちあきなおみの「黄昏のビギン」を歌ったところ、なんと、一声歌うごとに、
「おお〜〜っ」という男性陣のどよめきと、「すてき〜〜」という女性陣のため息交じりの歓声。
「え?何?何?こういうのがいい訳?ほんとうに?」
と戸惑いつつも、非常に気をよくして、すっかり調子に乗ってしまったのでした。
風邪だから、と後輩Yちゃんに半分手伝ってもらったのも幸いした。
Yちゃんは、しっかりとした声質で、かっちりと歌う正統派。
Aメロを1フレースずつ交替、Bメロはユニゾンで。
二人の声が重なった時の新たな響きはなかなか素敵になり、これも良かった。
ちなみにこの日は、マイクも使うし、遊びでもあったので、久々に黒いエナメルの7センチハイヒール。
命門が使えるようになってから、以前よりもハイヒールでの演奏も可能に。久々の感覚、新鮮でした。
もちろん、下駄に比べたら響きは半減どころではないので、本業の本番で使うことはこの先もないけれど。
牡蠣にあたって、3キロ痩せたので、昔着ていた、襟ぐりの広い、グレーベルベットに控えめラメが入ったワンピースも着られるようになったのも幸いしていた。
衣装コンセプトは「ホテルのバーで待ち合わせ」であった。
気分はもうすっかり「ちあきなおみ」。
終わってからも、何人にも、
「まりちゃん、歌、本当に素敵だったよ〜〜」 と女子たちから声をかけられ、後輩のMちゃんも
「まりさん!本当に色んな歌い方ができるのですね!前カラオケでご一緒した時と全然違うのでびっくりでした。もうウットリでしたよ〜〜」
私のフルートの演奏は聴いていても、歌声を聴いたのは初めて、という後輩、先輩もいらして、いたく感動してくださっていた。
かなりセクシーなアプローチの歌い方だったのですが、面白いことに、女性陣の評判、評価が高い。
バンドメンバー一同は、一声歌うたびに、ニンマリしつつも、おいおい、的なあきれ顔。
「風邪ひいてるから」とずっと練習では歌っていなかったので、驚いたのかも。
ベースのNくんは「あ〜〜あ、みんな騙されちゃって。」とでも言いたそうに首を左右に振りつつ、「いや〜〜演技、演技!!」
パイロットのAくんは、以前私のソロコンサートも聞きにきてくれて、「感動した!」とその時は凄く言ってくれていたのに、
「歌、すごく良かった!」
と言ったあと、一呼吸おいて
「・・・・・まりちゃん・・・・本当にやりたいことをやった方がいいよ・・」
と小さな声で助言してくれた。
だから、フルートでバッハなんだってば!本当にやりたいことは!
結局この日誰もフルートのことは一言も言ってくれず、「いや〜、歌、素晴らしかった!」ばっかり。
まあ、フルートは本業だし、今更、というのはしょうがないか・・
とはいえ、フルートの進展に伴って、以前よりも歌がマシになってきているのは事実。
ということで、次回に備えて、この声質に似合う曲を探していて、みつけたのが、この「蘇州夜曲」
詩も音楽も本当に美しい。
持っているジャズバージョンのピアノ弾き語り集の編曲が、なかなか素敵だったので、それを歌いやすいト長調に移調して楽譜を書き、ピアノで弾き語り。
今度は、弾き語りデビューだ!
とばかりに密かに特訓をしているところです。
どちらの歌手、アレンジも素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=aStz4abVMUQ&index=21&list=RDiuarqq4C0g8
https://www.youtube.com/watch?v=iuarqq4C0g8&index=1&list=RDiuarqq4C0g8
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