いやはや、もう本当に、沁みついてしまった、「フルート奏法の常識」というパラダイムが如何に自分の進展を邪魔していたか、を実感する変化がここ数か月続いています。
でも、今回のものは、その中でも、ダントツのものでした。
これは、左手に関する気付き。
お腹の支え、三点支持、息のセット、といった様々な常識を覆してきた私の奏法ですが、この左手をどのように取り扱うか、は微塵も疑っていなかった。
これに気が付いたのは、先週火曜日にレッスンした生徒さんのお蔭。
どうしても、楽器が内側にまわってきてしまう、というトラブル。
大きな原因は、やはり親指のでしゃばり。
その親指を、でしゃばりたくても、でしゃばれないようにする・・ということを思いついたのが、今回の大きなモデルチェンジのきっかけでした。
しかし、このやり方は、いわゆる、「背筋を伸ばした良い姿勢」ではできない。
命門を使った、丸くて柔らかい背中、つまりは、四足歩行的身体だからこそ、可能な持ち方です。
これで、欠けていたパーツが揃ったような感もある。
そして、より明確になった。
全ての違いは、背骨の取り扱い方による。
二足歩行的身体の動きの少ない背骨の場合は、頭は天井からつるされて居る様に、であるし、三点支持しかないだろう。
しかし、四足歩行的身体の柔らかで丸くすることの出来る背骨の場合、私の奏法では・・
従来、言われていること全てが、邪魔となる。
今回のモデルチェンジにより、楽器の安定は、飛躍的に増した。その結果、左手親指とその周辺のこわばりが、さらに取れ、左親指、そして、それに影響を受けた左小指、さらには右手の小指までが何かしらのブロックが外れたかのように、いきなり、なめらかに動くようになってしまいました。
気持ち悪いくらいの変化です。
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