駅前の桜はすっかり散ってしまいましたが、次は私の番、とばかりに、新緑の芽と共に、ハナミズキはもう小さな白い花を沢山付けていました。
やっと春らしいお天気となってくれたのも嬉しい。
本日はマリンバ、サックス、ヴァイオリン、ソプラノ、の皆様が集ってくださいました。
久々の方もいらしたので、復習を兼ねて、手足合掌から。
とはいっても、ただの復習にはならない。みな、そして私も夫々に「手足合掌」経験していることで、数か月経ち、既に身体も変化しているので、より精度も上がる。
そして、ここ2週間の変化のご報告とそれによるビフォーアフター。
さらに「人間毬」をなんとかやろう、と稽古することによる身体の変化を味わっていただく。
「仕事は宙でする」とは甲野先生の言葉ですが、究極、釣り合うことが、この宙でする、に繋がるのかな、と思う。
なんちゃってはるかによる口元、アンブシュアの違いも、今回改めてサックスで検証できたのもよかったし、ヴァイオリンでの影響の大きさにも改めて驚きました。
あと、手足合掌、白熊四足歩行から、二足歩行になる折、つまり熊が立ち上がる時に落とし穴があり、それにより精度が変わってしまう、という事も、本日検証。
スタンスが広がってしまう、膝裏がのびてしまう、ということは、お教えしていて、よくあるのですが、その原因,要因がかなり具体的に。
つまり、骨付きハムのあの骨の先のグリグリが入っている股関節から起き上がれるか、ついウエストで起き上がってしまうか、の違い。
もちろん、ウエストからでも、かなりの変化はあるけれど、ここを気をつけることで、全員のパフォーマンスはさらに向上。
特にマリンバ。
かつて、甲野先生から
「・・白川さんの脚には、アブラムシの様に小さなコビトがビッシリと棲んでいますね。」
・・げ!アブラムシ・・・?
と若干微妙ながらも、喜んでいたのですが、今回起き上がり方を僅かに修正し、より精度が増したば〜なさんの脚にはやはり、コビトが・・見えた気がした。
実際、響きは激変で、浮きが増し、まとまる身体に。
叩く前から、想像がつく、というのも面白いです。
あと、ぶりっこ持ちは、やはり、なるべく出来る範囲で扱う楽器自体を使った方が断然良い、という検証も。
もちろん、エンピツ一本でも変化するけれど、やはり、一回でもやっておくと、身体がその時の感じを覚えるので。
ヴァイオリンも、サックスもぶつけないように注意しつつ回していただく。
その効果大!
そして、最終的には「脳内ぶりっこ持ち」・・ってますます怪しい表記となってしまいますが・・
一度も実際に行わないで、脳内、というのは時としてただの思い込み、妄想になる恐れ大ですが、何度か経験しておけば、それを脳だけでトレースするのは、むしろ、実際に動くよりも精度が高まるのではないか、と。
つまり、実際に動かす、というのは、表面の別に、動かさなくても良い個所まで動くので、そこでエネルギーを消耗してします。
でも脳内であれば、より、奥の奥、必要な個所にだけ働きかけることができるのでは、と。
これももちろん証明された訳ではないですが、最近とても感じていることです。
古今東西の天才達の、さりげなくスっと楽器を構えての名演奏、というのはおそらく、本当に奥の奥が動いているのだろうし、それを動かすのは身体の技術ではなく、音楽と人を愛してやまない心、情熱から来るものではないか、と、思います。
意識的な動きというのは、表により働きかける。
最初は必要でも、徐々に、これらを脳内にしていければ、また、別の世界を覗くことが出来るかもしれません。
これは最近の私の悩みのひとつの、解決策、光明でもある。
・・・・
お茶も、話題が「音楽」の話しになり、夫々のジャンルでの好きな演奏家の話となり、ついつい盛り上がり、随分と長居してしまいました。
そういえば、こんな風に、好きな音楽家の話をして盛り上がるなんて、久しぶり。違う楽器、ジャンルの交流は楽しい。
久しぶりに、ラ・ボエームでも聴こうかな、と思いつつ帰途に。
フィジカル的にラクに、気持ち良く演奏できることこそ、本来の芸術への王道だ、と当初思っていたことを、最近、色々と悩み過ぎて、すっかり忘れていた、というかないがしろにしていたな、というのを集ってくださった参加者の皆様から、この講座の感想や、感謝の言葉をいただき、思い出しました。
神を賛美するために、曲を創り演奏していたバッハだって、おそらく、そのどちらの場合もフィジカル的には気持ち良く、メンタル的にも幸せだったのではないか。
凡人なのだから、急に哲学者にも宗教家にも敬虔な信者にもなれない。
でも、せめて、自分の心身に嘘を付かず、騙すことなく、誤魔化さず、心身共にのびのびと、先達の墨蹟を辿る努力を重ねる、これしか、ないのかな、と。
・・・・・
薬局で、セールになっていたロングブレスダイエット用のピロピロの道具。カメレオンの舌みたいなのが面白く、数百円だったので、買ったのですが、杖の下段抜きをした後の身体でこれを吹くと、殆ど負荷がかからず、ラクラク。
でも、膝裏が伸び、背中の反った二足歩行的、立派な立ち方で、踏ん張って(踏ん張りたくなくても踏ん張りを呼ぶ)吹くと、結構大変。
さらに、「しっかりお腹で支えて、」とやると、より大変に。
ダイエットになるのは、どちらか?
最初は、実感があって、大変な、踏ん張った方かしら?と思うも、より奥に作用するのは実感のない方なんだから、やはり、下段抜きの後の身体で?と今もせっせと。
息を出すから結果として、お腹の奥にも影響がある、というのも感じられ、とても面白いです。
なのに「まずお腹」と正反対をやってバランス崩して苦しんでいたのだなあ、と若かった頃の日々を思いだす。
より圧力は強いけれど、風船でもよいかも。
下段抜きの後の身体であれば、きっとびっくりするくらいラクに膨らませることができると思います。
パソコンやりながら口さみしくて、ついついお菓子を、とならない効用もかなりある。
結構、効くかも・・・
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