先週の土曜日、生徒さんを出迎えに玄関に出ると、お隣さんがワンちゃんのお散歩から帰っていらしたのと遭遇。
「お寺の桜が素晴らしかったですよ!」
と桜情報をもたらしてくださいました。
レッスンを終えて生徒さんと一緒にお花見に。
いつもの山葡萄の籠に、大判の麻ナプキンでグラスを二個包み、缶ビール一本、ゴマスティックを忍ばせました。
お寺の桜は、それはそれは見事で、暖かな良いお天気。
「予定して行くのも楽しいですが、こういう偶然の成り行きのお花見も良いですね!」
と生徒さん。
残念ながら境内でのお酒は禁止のフダが山門にあったので、がまん。
ベンチに座って、古木ながらも、8分咲きで、「これから!」という若々しい勢いのある、桜を堪能しました。
このソメイヨシノも素晴らしいのですが、並んで立つ滝桜と名付けられた大きな枝垂桜も素晴らしい。
「花連歌はこうした枝垂桜の下で行われたそうなんですよ。」
とうろ覚えの知識を披露。
あの世とこの世を繋ぎ、死者の魂を慰め、寿ぐための、踊念仏にも似たものが、中世日本の花連歌だったそうで、この時ばかりは、身分の上下に関係なく、様々な人が笠を被り、この枝垂桜の下に集ったそうです。
確かにこの大きな桜のドームの中に居ると、別世界に連れていかれそうな気がする。
ビールは残念でしたが、またいずれ。
そして本日は、歯医者さん。
思いの外早く終わったので、また寄り道してお寺の境内に。
土曜日に見た時よりも、さらに沢山咲いて、満開。
お年寄りのグループや、赤ちゃんを連れた若いお母さんなども数名居て、みな思い思いに桜を堪能。
特に言葉を交わす訳ではないけれど、声なき声が聞こえてくる。
「本当にきれいですね!」
との言葉しか、この場では出てこないから、改めて言うこともないですよね、といった感じでお互い笑みを交し合う。
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