「臍の緒」の気付きを早速、フルートの生徒さんお二人に伝授。
お二人とも、あまりの変化に茫然自失、といった風情となりました。
私もつられて、涙ぐんでしまったくらいに。
お一人はまだ2年、もうお一人は、ウン十年、のキャリアですが、共に、全く違う世界に。
そして、そのレッスンの中でも、夫々に新たな気付きがありました。
まだ2年目のOさんは、フルートの当て位置を目下変革中。丁度その成果が表れてき始めたところに、この臍の緒だったのも良いタイミングでした。
ベテランKさんは、もともと、かなり、良い感じで吹けているので、私はあまり当て位置を変える必要性をそれまで感じていなかったのですが、今回の気付きに伴い、やはり、よりよい場所があるのでは、と思えるように。
お二人に共通して行っていただいたのはカヤックです。
フルートとの共同作業。
そして、このカヤックも、ただやるのと、「なんちゃってはるか」でやるのとでは大違いなことに気付く。
これは、猫の真似、瞬時に振り向く稽古で、認識していたことだったのに。
つまり、中が繋がり、外側はほどけている、という身体の使い方です。
この「はるかでカヤック」で導かれた、場所を体験すると、より法螺貝的身体に。
お二人も、そして、私も大違いでした。
さらに、ベテランKさんのレッスンで気付いたのは、右手。
つまり「臍の緒」で、より内側の左圧縮と右解放が進むのに、難しいエチュードなどで、指や脳がバタバタすると、とたんに、右の解放が損なわれ、響きが曇る、ということです。
特に右人差し指が介入したとたんに、右手親指付け根の状態が変化する。
ゆとりのある、ゆっくりとした簡単なパッセージですら、この微妙な変化が、大きな損失をもたらす。
増してや、早くて、ドタバタした時などは・・・
フルートの世界では、左手の音よりも、右手の音が難しい、というのは常識。
それは、管が長くなるから・・と説明されています。
もちろん、物理的にもそれは正しいし、その通りだと思う。
でも、それ以上に、右手の人差し指が過剰に働き、右親指の状態が左手だけの時とは異なる状態に、つまり過剰に負荷がかかり、でしゃばらせてしまった場合、右の解放が損なわれて、若干残念な響きになっていたのだなあ、と。
メウロコでした。
それは私も同様で。
臍の緒で左の奥の圧縮ルートを作ったから、尚更、それは感じられるように。
レッスンの後は、あわてて、全ての楽曲を検証しつつゆっくりさらい直す。
ああ、こんなにも自分で響きを損なっていたのだね、とあきれかえりながら・・
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