mixiユーザー(id:650777)

2013年12月07日23:12

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47Ronin

TOHOシネマズなんばで、3D吹替版を鑑賞。

思いのほか面白かった。というか、思いのほかちゃんと時代劇だった。

ちゃんと時代劇に見える要因として、1つは吹替の出来が良いこと。仰々しい言い回しがちゃんと時代劇の雰囲気になっている。字幕版の方も気になるなぁ。もう1つは、衣装や美術が良いこと。若干、中華風味が加わっているが、ハリウッド大作として金の掛かった美術は効果が大きい。こればかりは、現代の邦画では太刀打ちできない。そしてチャンバラ。いい加減な洋画だと、西洋剣術が混じったりカンフーが混じったりするのだが、結構ちゃんとチャンバラしている。ついでに切腹の作法もそれっぽい。全体的に時代劇らしい雰囲気作りが上手い。監督は相当に日本の時代劇オタクと思われる。

予告編に妖怪が出てくることから、トンデモ時代劇である可能性も心配したが、そもそも日本の時代劇でもファンタジー要素が入ったものはある。アニメの時代劇ならなおさらだ。ファンタジー要素自体は問題ではない。画にどれだけ説得力があるかということが問題なのだ。とにかくこの映画では、美術の説得力が実写であることの利点を大いに引き出している。時代劇にドラゴンや怪人が出てきても(多少の違和感はあっても)個人的には全然問題無い。

ボロ着姿のキアヌ・リーヴスは、ジェダイ騎士のように見える。天狗の力試しのシーンが、帝国の逆襲の修行シーンっぽいので、余計にそう思う。でも、チャンバラがジェダイ式じゃなく、ちゃんとチャンバラしてたので良かった。
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