上の写真は劇場に置いてあった巨大ぬいぐるみ。
以前観た時は客席におっさん二人だけだったが、今度は子供がいっぱいだった。度々上がる笑い声が映画の雰囲気を盛り上げてくれた。反応いいわ。こっちも楽しくなる。
しかし、いい年をして子供向けアニメを見に来たおっさんの自分はといえば、実は冒頭から涙ぐんでいるという有様。原田知世の優しい声で卵に話しかける「早く元気で生まれておいで」に始まり、わずか10分程度の間に二重三重の泣かせトラップが敷き詰められている。只者じゃねぇ。シナリオは実写畑の人か。
そして音楽がまた良いんだ。寺嶋民哉という名前はこれまで知らなかったのだが、この映画における仕事振りは見事。サントラがあったら即買っていたところだが、劇場の物販はパンフとぬいぐるみしか置いていなかった。パンフは声優の名も主要メンバー4人しか書いていないような子供向けだったのでスルー。在庫切れ寸前のぬいぐるみを確保できたので良しとする。
「どうしよう、お肉がおいしいよぉ」も、この映画では泣けるセリフだわ。今度使ってみようっと。
しっかし、心に響いたセリフを思い出せる限り書き連ねても、なかなかこの映画の魅力を伝える役には立たないかなぁ。ほんとに凄いんだよー。子供向けだけど大人向けなんだよ。朝一番くらいしか上映してないけど、観られる人は観ておこうね。後悔はしないから。作画オタも狂喜するはず保証する。脇役のキャストまで書いてるサイトがほとんど無いので、愛河里花子、折笠富美子、川村万梨阿のファンにも注意喚起だ。みんないい仕事してる。そしてこども店長が芸達者なのは言うまでもなく、なにより山口勝平が渋い。んっとに面白いから。嘘じゃないから。
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