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2026年10月17日12:36

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選び抜く

断捨離とは選び抜くこと、とこのあいだ観たTVで山下さんが言っていた。

そうだよね、と休日最終日はずっと気になっていた着物に手をつけました。

ここのところ、すっかり着物マイブームが去ってしまい、お正月も着なかった。

夏の俳句の会で、化繊交じりの家で洗濯できる単衣を浴衣替わりに着ただけ。


忙しいというのもありますが、やはり色々なことが億劫になってきてしまったのもある。着るのも洋服の3倍の時間がかかるし、脱いだ後の手入れも大変。

これは着物を処分するには良いタイミングかもしれない、とずっと考えていて、手を付け

結果、約30キログラムほどの着物と帯を断捨離して、リサイクルショップに持ち込み、付いた値段は4100円。

バイセルなどの専門店にというのもアリかもしれないけれど、それも面倒くさく、近所にあるリサイクルショップはかなり安値になるとわかっていたけれど、グズグズしているとまた処分するのをためらってしまいそうだったので、そのまま夫に運転してもらってお店へ。

中にはウン十万はしたであろう凝った刺繍の訪問着などもあったのだけれど、それが2000円で、それ以外はまとめて幾ら、といういわば捨て値だけれど、このまま家で朽ち果てさせるより、また次の人生ならぬ着物生を送ってもらえれば、と思う。

それに、何回も着て、晴々とした気持ちで過せたのだから、もうそれで満足。

刺繍が豪華な着物はバブルの頃のもので、これは東京香川県人会で、高円宮久子さまをご案内する担当補助役に任命された時に、私にしては珍しくプロに着つけてもらったものだけれど、紬の訪問着などと違って柔らかな縮緬は扱いにくく、その上びっしり刺繍なので重く、繊細な着物なので管理も大変だし、ちょっと今の年齢には派手になってしまったし、ということで思い切りました。

あとは、マイブームの頃普段着に愛用していた紬や単衣、名古屋帯、羽織。

裾が擦り切れたり、汚れが取り切れていないままのものもある。

もう普段に着物は着ないだろうなと思い、いわば2軍の着物たちも処分。

迷ったのは、最初の着物を中学生の時にあつらえてもらったのだけれど、その時の紬の真っ赤な帯。

着物は派手な赤と黄色の絣の紬で、こちらは、着物マイブームの頃家で普段に着ていて擦り切れてきたので、数年前に処分。

帯も結局、一度も締めていないので、今回処分することに。


お陰で、キチキチに入っていた桐の箪笥2竿が、どれも上部に隙間が出来て、とても取り出しやすくなりました。



何が入っているかすぐわかるように、丁度お土産でいただいた可愛い和柄のメモに書いて、小さなチャック付きのポリ袋に入れて、引き出し真ん中上部に置く。

夫々、着物の箪笥、帯の箪笥と分けて収まりきるようになった。

いずれは箪笥を1竿にしてもう一つの引き出しタイプも処分するところまでいきたいけれど、まずは上出来としよう。


着物離れしていたのは、沢山になり過ぎて、何処に何があるのか見つけるのが大変だったのも大きな原因かもしれません。

久々に目を通して、分類して箪笥に納めた着物は息を吹き返してくれたような感じ。

ここ数年、捨て置いたまんまでごめんね、と謝る。



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母の残した藤色と金の全通の袋帯も一度も締めたことがなく、母がこれに合わせていた藤色の色留袖は染めの部分に少し黴が出てしまい痛んでしまったので、これまた数年前に処分。

今回、この帯ももういいかなと、最初は処分コーナーに置いていた。

また、義母の形見のグレイッシュな淡い藤色と桃色が混ざったような紋付の縮緬の無地も、息子の小学校入学式で一度手を通しただけで、それ以来着ていない。

なんとなく、私には似合わないような色だった覚えもあり、ずっとそのままだったので、これも処分コーナーに置いていた。

でも、どちらも薄い紫・・?と合わせてみると同系色を組み合わせることで、一気にモダンに。どちらも半世紀以上経っているものだけれど、着物ってやはり凄い。

そして、今の年齢の自分にとてもしっくりくる色になっていることにも気付いた。

加えて、帯を手にして、その手触りの上質さに改めて驚いた。

柔らかいのにコシとしっとりとした弾力があり、これなら袋帯でもとても締めやすいはず・・

ちょい待てよ?と今更ながらに帯の端の内側を調べたら、あの川島織物の軍配マークが。ちょっとしたお宝発見の気分。

ということで、この秋のいくつかのイベント時に着ていくことも考え中。



久々に帯締めや帯揚げの組み合わせを考える楽しさを思い出しました。

更には、塩瀬の半襟かな?と半襟の引き出しを探していて見つけたのは昔衝動買いしたまますっかり忘れていたこれまた紫ベースの辻が花の半襟。

一体、何時付けるの?という感じだったものだけれど、これがまたぴったりに。


帯揚げも帯締めも着物マイブームだった約20年前に購入したものですが、しっかり現役。

二人共既に亡くなって何年も経ってしまったけれど、二人の母の帯と着物というのも護られているようで、嬉しいものです。


ピピもお約束の様にやってきて



「何かお手伝いしましょうか?」



と言うので慌てて「猫のお手伝いは間に合っています!」と写真を撮って抱き上げる。





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