俳句を2つくらい捻りつつ、美味しいお肉でも食べましょう、なんていう気軽な感じで始まった高校の同窓生による「にくの会」。
贅沢なことに同窓で俳人、対馬康子先輩が毎月目を通してくださり★★★、と★をつけてくださる。メンバーの評が集まるのも嬉しいけれど、何よりも、康子先輩の★★★が付くことが嬉しく励みになっています。
もう始まってから何年くらいたったのか?かなり続いています。
言い出しっぺは、宴会好き、イベント好きが集まる神田会を立ち上げ、繋いできてくださったO先輩。本業は国際弁護士で、とてもお忙しいはずなのに、油絵、随筆、俳句、連歌、短歌ととても多趣味でアクティブな先輩です。
あ〜、俳句ねえ・・と参加するつもりではなかったのだけれど、父方の祖父が同業の弁護士で、かつ高浜虚子の門人で、『ホトトギス』の同人であったため、素性がバレてしまい、半ば強引に引きずりこまれました。俳号まで「おじいちゃんが朝帆(ちょうはん)なんやから真理ちゃんは夕帆(ゆうはん)や!」と決められてしまいました。
センスは正直、自分でもないと思うし、おまけに学ぶ姿勢もあまりなく、いつも締め切り前日にパソコンで季語を調べて、何かしら言葉遊び的なものを投句していました。
忙しいとか、気分が乗らなかったから、などで、ここのところず〜〜っと幽霊部員だったのですが、そんな私を見捨てることなく、今度のコンサートに同じ俳句仲間の先輩、後輩も早くから申し込んでくださり、「これではいかん」と久々に先月あたりから取り組んでいます。
パソコンで季語を漁って、というのは相変わらずですが締め切り前ではなく、兼題が発表されたらすぐに考える様にし、その後、締め切りまで推敲を重ねるようにしました。
とはいっても、空振りも多く、凹む日々。
それが先月、久々に6点句となり、更に康子先生の★を頂けたのが以下の句。
兼題は「線」。すぐに思いついたのがアイライン。
まなじりに2ミリ線引き入社式
入社式に出たこともなく、そうした娘がいるわけでもないので、完全な想像上の句ですが、社会に出る女性達への応援の気持ちを込めました。
推敲して2ミリというところに拘った。5ミリだとプライベイト用。選んでくださったのは女性ばかりだったけれど、共感していただけ嬉しい。
他は全滅でしたが、これが励みになり、今月は、更に日々の暮しの中での印象をすぐに言葉に落として書き留めるようにしていました。
そして今回は・・当期雑詠の2句が共に、なんと★★★に。\(^o^)/
オアシスの句は2点句、猫の句は0点句だったのに、と、余計に嬉しい。
馬車で行くオアシスの街風光る
「どこの街? 外国の街かなと思いつつ読みました。春らしくて惹かれます。」
とコメントで聞かれたので返信。
(今年の1/27〜2/5に行っていたチュニジアの南西にあるオアシスの街・トズール旧市街からオアシスの中にある隠れ家レストランに馬車で行った時の想い出です。晴天に恵まれ、上着が不要なくらい暖かで、風も心地よく、光も強く、まさに『風光る』でした。)
粛々と歩む子猫の尾は垂直
(『子猫』の歩き方はトコトコ、ピョンピョン、テケテケ? 『粛々』は、共感得られず。」というコメントをいただいた。そして0点句に。
このコメントは想定していて、まあ普通はそういうイメージかと思う。
でも、うちのピピは子猫の頃から(今も)嬉しい時ほど、すまして、ぐっとこらえてしずしずと優雅に歩む。
おやつや餌をもらう時も、猫じゃらしで遊んでもらえそう、という時も、いそいそと駆け寄るのではなく、気取って、「まあ、それほど嬉しいわけじゃあないけどさ」と言った風情で歩く。
でも尻尾まで嘘は付けず、ピンと立ってフサフサと嬉しそうに揺れるのでした。
その姿がとても尊いものに感じられて「粛々と」という言葉が浮かび、それを敢えて使いました。
子猫が春の季語なので、ピピが子猫の頃の想い出ということで実感句。
残念ながら歩いている時の写真はないので、こちらを。
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