夫に送ってもらう途中で偶然みつけたお蕎麦屋さんには、艶々の大きな栗と、お手製の栗おこわの御握りも売っていました。
その栗おこわがとても美味しかったので、作ってみました。
実は栗ごはん、焚いたことはあるけれど、みな、生協で買った、剥いて身だけになっている栗を入れるだけ、というもの。
もちろん、これでも美味しいのですが、あのお蕎麦さんの栗おこわの栗の味は、そんなものではなかった・・
そうか、これが、本来の、本物の栗ごはんなのね・・と衝撃でした。(大袈裟・・)
ということで、初めて、栗を剥くところからの、本格的栗ごはんに挑戦。
でも、最初は途方に暮れました。
なんで、こんなに硬いの?
試行錯誤で編み出したのは、栗を4等分して外の皮を取り、それを水につけて、渋皮を柔らかくしてから剥く、というもの。ついでにアクも抜けるんじゃない?とか考えた。
たまには、ネット検索ではなく、自分で考えながらやってみようと思い、敢えて自己流で。
確かに、最初に一個めをやって辟易としたのとは違い、若干は剥きやすくなりましたが、それでも大変で、段々親指が痛くなってくる。まだまだです。一番力みやすいところが力んでしまう。
甲野先生だったら、どんな風に剥かれるのだろう?といつぞや、鮮やかな手つきでリンゴや柿を剥いてくださった様子を思い出す。
今度、質問してみよう・・
いっそ、茹でてから、実をとりだそうか?と何度も挫折しそうになりましたが、1時間程格闘し、ようやく5合のお米に釣り合う程度の生の剥き栗を作ることが。
充実感、物凄くありました。
味付けは、いつもなら、出汁昆布を入れて、少しお醤油も入れたりするのですが、お蕎麦やさんのものは、シンプルな塩だけで、それがむしろ、栗の味を引き出していたので、真似することに。
でも、ちょっとだけこだわってアンデスの薄ピンクの岩塩だけで味付けしました。
もちろん、土鍋で。
これが、ムチャクチャ美味しい。
もち米ではなく、普通の、それも生協の無洗米なのに、栗と岩塩との効果で、何故か、モチモチに。
いつもは、ワインかビールにおかず、という感じで、殆んど、お米を食べないのですが、炊きたてを、1合分くらい、食べてしまいました。
栗のクオリティが高かったせいもありますが苦労した分、美味しさもひとしおです。
家族にも好評で、あっという間に3合分完食。残りは御握りにして冷凍に。
「一人ふたつずつですからねっ!」と一応宣言。
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