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2015年01月26日01:29

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『古武術に学ぶ楽器奏法』  1月25日(日)

一昨日からワクワクしていた本日の講座。

常連さん3名と、そして、前回初参加された、三味線の方が、またしても長崎からいらしてくださいました。

この講座90分のためだけに、日帰りで・・

今回は、もういきなりの「手足合掌」からのスタートです。

全員にピアノでのビフォーアフターを経験していただきました。

1.手足合掌の後演奏

2.手足合掌四足歩行後の演奏

これらだけでも、かなりの変化だったのですが・・・

そこに先日から私がハイテンションになって大騒ぎしている、「白熊」に。
これに気付いたのが、数日前、21日の水曜日の夜だった、なんて信じられないくらい、随分と時間が経ったような感覚です。

時間が延びたり縮んだりするのは、面白い。

3.手足合掌白熊四足歩行

これによるピアノでのアプローチは、本当に恐ろしいくらいの変化でした。
もちろん、笑っちゃう、というのはいつものことですが、全員が

「腕が軽い!」

「急にピアノ上手くなっちゃいました!!}

後ろから見た背中や腕の様子も大違いです。上半身、前足ひとつで、こんなに変わるとは・・


その後、夫々の楽器でも試みていただきましたが、もう音を出す前から、つい

「ああ、いいですね。」と言ってしまったくらい、姿、雰囲気が変わります。

三味線、サックス、マリンバ(ばちで椅子を叩く)、そしてフルート・・

三味線は正座で演奏されるので、私達も聴く時は、なんとなく、みな正座に。

この手足合掌も椅子ではなく床でやってみていただいたところ、Mさんもそうですが、私達もびっくり。

正座がラクになっている〜〜〜

Mさんも「もうこの段階で違います!!」


釣り合うから、とは思うものの、本当に不思議です。

・・・・と実は本日の講座でのご紹介は一昨日までは、ここまでの予定でした。
これだけでも、本当に大きな変化で、皆様がどう変化されるか楽しみだったのですが・・

でも、実は昨日練習していた中で、薄らと芽生えた、新たな感覚。
練習が終わってから脳裏に浮かんできたので、まだ試してはいなかったのですが、それを、この場で試みることにしました。

昨晩、浮かんだ映像とは・・・

久々の・・・・・   『金剛蔵王権現像』!!

再々リバイバルです。最初は全てが拮抗するポーズをとることで、身体の釣り合いを整える効用。

二度目は、フルートを構える時に、この動きを取り入れる、というもの。

そして三度目となる今回は・・

圧縮と解放『』


前回の講座でも「人もまた法螺貝ですから〜〜」と、決して左右対称ではなく、今の私の身体の使い方は、ごくわずかに左に軸があり、頭の重さも、そこに乗せて解消している、というお話をしました。

でも、それはまだまだ表面的な、ある意味、単なる「頭の重さ」という物質的な重さの解消にすぎなかった。

蔵王権現像、つまり甲野先生が深夜の一人稽古の折に「もたらされた動き」、自然発生的なご自身の中から発動された、という杖の下段抜きの動きが、この「圧縮と解放」をもたらしてくれていることに、改めて思いが至った。

そして、これは、私の中からやはり自然発生的に感じられるようになった、順番が。

左手左足右足右手、という反時計回りのサークル。

左が圧縮され右が解放。その解放が左にも伝わる、という不思議な感覚です。
以前、ふざけて、「蔵王権現歩き」なるものを開発し、遊んでいたのですが、あれもムダじゃあなかった・・


ということで、4回目のビフォーアフターは

4.蔵王権現・手足合掌・白熊四足歩行

ああ。今までやる気ないモードだったのは、これに気が付くために、必要な時間だったからなのか・・と思った。

本当に、全員、素晴らしい響き、音となり、そう。私も初めて、ここで試みたのですが、お店の備品の安いフルートから、かつてない程の響きと音色が。
左下部に圧縮されたものが右上部へ突き抜けほとばしる。

いやはや、久々に、とても練習したい!!と思える・・

それぞれの楽器から「ちょっとこんなの聴いたことがないよね」というような音が。

「やめたくない・・」

「やめてほしくない・・」

と演奏する側も聴く側も、心底思える、素晴らしい時間となりました。

最後に、みんなでエーデルワイスも歌う。

最初、伴奏する時、ついつい、「普通」の腕として鍵盤に持っていってしまい、「あ〜〜」

培ってしまったものは、中々剥がせません。

所謂「良い姿勢で、しっかりお腹で支えて」と歌うと、まあ、紅白でもいっぱい聞いてしまった、あんな感じです。

「無理に作り上げた声」といっても良いかもしれません。

これを、今回の4番目、蔵王権現・手足合掌・お辞儀(そうだ。これも大事だった!楽器に礼を尽くす!)白熊四足歩行を行った後歌うと・・

同じ人数(全員で5名)とは思えない響き。でも澄んでいて清らかで溶け合って・・

エーデルワイスであんなに感動できるとは・・

歌うのをやめたくなかったし、所謂今まで自分の中での「歌う」という感覚においての実感は殆どありませんでした。


極論すると・・ではありますが、

二足歩行で、普通に立っているだけで、私達人間というのは様々な個所にブロックをかけているんだなあ、と感じた次第です。

自覚のない踏ん張りが、予めセットされている。

何故こんな風に進化したのか?とここでもまた「何故?」ではありますが、「何故?」を感じるために、セットされたのかもしれないなあ、とこれまたライプニッツの影響で、哲学してしまうのでした。



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