mixiユーザー(id:4088413)

2020年08月20日11:54

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触れ方

「触れる」と一言で言っても、その触れ方には様々なクオリティがある。

息子が飼い始めた猫・ピピとの交流の中で気付いたのは、猫は触れ方の名人だ、ということ。

眠っている時に、フワっと鼻先を近づけたり、こちらの手にすっと触れたり。

そのどれもが一瞬のことなのだけれど絶妙で、こちらの形状を崩さない触れ方だ。

一種のためらいが感じらつつも的確。

そういえば、「ためらいの倫理学」(内田樹)という本もあった。

「自分は間違っているかもしれない」というためらいを持つことこそが知性、という論旨だったか。

猫はなんと知的な触れ方が出来るのだろう!

この猫の触れ方で思い出したのは甲野善紀先生。

先生の技を受けると、もうブーンと振り飛ばされるくらいのエネルギーが伝わってくるのだけれど、その接触面は、まさにフワリとしていて、その瞬間に、触れた他者の身体も最早自分の身体の一部ではないのか?と思える程、違和感なく馴染む。



失礼かもしれないが、猫か先生か、というくらい触れ方が似ていると思った。

・・人間でこのような触れ方ができるのは、多分先生くらいではないかと思う・・


「触れ方」が大事、というのは昔から知っていた。
触れ方ひとつで身体全体が変わる、というのも。

しかしながら、やっているつもりでできていなかった。
まだまだフルートに「ここに来い」と強引な触れ方をしていた。

触れ方ひとつで変わるのは自身の身体はもちろんのこと、エネルギーの伝わる効率も、ということにようやく思い至った。

なんと今まで強引でガサツな触れ方をしていたのだろう!

まあ、フルートに対してなのですが、反省しきりとなる変化がありました。

それもこれも、明け方の夢で気付いた「事前にアンブシュアをつくらない」による変化です。

猫がフっと触れてくるように、甲野先生の様に・・
というのはとてもハードルが高いですが、それらがお手本。

ためらいがちにそっとフルートの歌口に触れる。

今まで出していた音はなんだったの?

というくらいの変化に。

・・・・・
写真は「人じゃらし」で遊ぶピピ。
前脚と口で、器用に操ります。
じゃらされているのは私。

お盆休みのひと時、とても幸せでした!
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