2019年2月27日(水)19:25・淡路町にて
ここのところ、気付きに伴う変容が続いている。
特に、2月11日の音楽家講座で、羊座りの進化バージョンになってからは。
ついに、「動物さん達大集合だワイワイ」にまでなり、全てマイナスからのスタートとなってしまった。
先日のリサイタルの時とあまりに違うので、最早「悔しい」という気持ちすら生まれない。
あれはあれで、前世?の世界でのせいいっぱいの成果だったのさ・・・という遠い日の出来事の気がする。
別の世界での人生が始まった。
I くんの
「還暦からが本当のフルート人生だよ」
という言葉は本当だった、と思う。
もちろん、過去の蓄積があるからこそ、この新しい展開も生まれているのだけれど、刷り込んでしまった間に合わせを剥がす作業が大変だ。
でも、それは、決して辛いものではなく、むしろ、ワクワク、ウキウキする楽しい作業だ。
もちろん、大変ではあるけれど。
過去に仕上げた楽曲達の声が聴こえるような気がする。
「早く、私も、その吹き方でさらい直して!」と。
モイーズの「舌を前に出す」アタック・タンギングで稽古し、昨日からは、それにシステマの呼吸法を組み込んだ稽古となり、そして本日。
システマ呼吸のお蔭で鼻裏が活性化してきたせいかもしれないけれど、
冒頭の時刻、生徒さんのレッスン中に、それは降りてきた。
降りてきたとしか言いようがない。
まあ、もともと「アリクイ」とか言っていたので、それに付随するイメージが発達したせいかもしれないけれど、とにかく突然、唐突に「あ!」と思ったのだった。
バッハタッチ歩き羊座りになると、指を広げた巾が3ミリ増えるのは以前お伝えしたけれど、実は舌でもそれは起こっている。
所謂「良い姿勢」の時の舌は、歯の手前で滞在している方がラクだけれど、この進化した羊座りになると、そうでもない、ってことである。
実際にアリクイがどんな舌をしているのか知らないし、どうやってアリを食べているのかも知らないので、実際には違うかもしれないけれど・・
舌のスコップ化、というかスプーン化というか・・
そんな舌でアリをすくって食べているような感じ。
舌を前に出すだけでなく、縦に巻くというか、軽くすぼめるのである。
つい数日前ではあり得ない舌となって驚いている。
え?こんなので音が出るの?という気分。
でも不思議なことに全く別世界の響きに。
何故か、シングルだけでなく、ダブルもトリプルもこれでいけてしまうのも不思議。
アリクイというより、未知の生き物になった心地もする。
指先は、何かクラゲの触手になったような感じでもある。
センサーがより細かくなったような。
舌によって、アンブシュアも大きく変化する。
タンギングの変化はそのままアンブシュアの変化だし、それだけでなく、身体の奥底との繋がりの変化ももたらす。
「のきおも」(軒に入ってから母屋にね)は、本当にあの時点での身体の使い方の間に合わせであったと、しみじみ。
お腹の助けを借りて「吹く」ということをしないと音が出ない身体だったのだからしょうがない。
このアタックになると、そんな必要はないし、むしろ、それが邪魔をする。
その上、吹くと出ない。
吹かないで音を出すことに慣れるまでには、もう少しかかりそうであるけれど、とにかく面白い!
とにかく、全ての感覚が今までとは大違いで、戸惑う事ばかりだけれど。
2時間、これでお稽古しましたが、終わった後の脚は泡立つような疲労感。
でも、とても気持ちが良いです。
忘れないように、これも書いておかないと。
これに気付くことで、変化は加速したから。
フルートを当てるタイミングも変化。
今までは当ててから鼻から息を吸いつつ舌の準備。
でも、このアリクイタンギングは、当ててからやると、舌で楽器を押すことになり、その微かな力みがその後の動きの邪魔となる。
フルートの重さが載る分、重労働になり、舌が機嫌を損ねるのだ。
なので、息を吸いつつ舌で穴をふさいだ状態にしてから楽器をあてている。
便宜上順番に書いているけれど、これら一連の動きは止まらずに流れるように、ひとつの動作として行うことが大事だ。
大きな一筆書きみたいに。
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