年内の仕事も終わり、ようやく冬休み。
お蔭様で、リサイタルに向けての準備も順調です。
後は、本当に体調管理が一番の仕事・・
今回、改めて、過去に出した2枚のCDを再プレスすることになりました。
プログラムノートにも掲載しますが、以下、再プレスのCDに挟み込まれる挨拶文です。
リサイタル会場でも販売しますが、それ以降は、アルソ出版社のHPやムラマツのHPから購入できるので、お求めいただき、お聴きいただけると嬉しいです。
一作目はムラマツの14K.二作目は五代目ロットです。
【二枚のCD】
川崎優先生の訃報を受けた後、数年ぶりに、『SERENADE〜flow〜』(一作目)と『無伴奏フルート作品の夕べ〜銀のロットと共に〜』(二作目)を聴き返していた。
一作目は全て川崎先生が編曲された親しみ易い小品集、二作目では先生の「祈りの曲 第4番」が収録されている。
枚数もさほど多くは創らなかったので、お蔭様で、これらのCDの在庫は随分前からなくなっていた。
何度か先生と親しい関係者の方から再プレスを勧められたのだが、「・・いえ、もう・・」とお断りしていた。
ここ数年の進展で、当時とは比べ物にならないほど、技術、精神力共に増したこともあり、過去の自身の演奏を聴くのは嫌になっていたのだ。
しかし、こうして改めて、これらのCDを聴くと、つきっきりで、録音の現場で熱心にご指導してくださった先生のことが思い出され、どれほど、自分が傲慢な思い違いをしていたか、ということに気が付かせられた。
商品化されたCDというのは演奏者だけのものではない。
録音からジャケット作成まで、そのプロジェクトに関わった何人ものプロフェッショナルとの共同作業の結果生まれた結晶なのだ。
その大切なものを、「・・あんな演奏はもう・・」と否定するべきではなかったのだ。
今だからこそわかるのは、川崎先生に全てご助言いただいたお蔭で、また、名手・寺嶋陸也氏のピアノのお蔭で、特に音楽表現的な面は自分だけでは創りえない素晴らしい作品となっているということだ。
正直、録音当時の私には、それがどれほど高度で繊細な作業であったか、ということが理解できていなかった。
今、改めて『音楽家・川崎 優』への畏敬の念が湧いている。
夫々15年と7年、随分と時間が経っているが、再プレスをすることとなった。
少し気恥ずかしくもあるが、双方とも皆様のお気にいりの何枚かに加えていただけると嬉しい。
https://www.alsoj.net/store/view/CD03034.html?storecd=#.XCb4vZV7nIU
https://www.alsoj.net/store/view/CD03034.html?storecd=#.XCb4vZV7nIU
http://www.muramatsuflute.com/shop/g/gC4548/
http://www.muramatsuflute.com/shop/g/gC6601/
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