今日は少しだけ和らいだ?とはいえ連日の酷暑。
「暑中お見舞い申し上げます」という言葉がこれ程の実感を伴うのは初めての経験のような気もします。
そんな中ではありますが、一カ月後の8月25日も早一カ月後となりました。
お時間、そして体調等、コンディションがよろしければどうぞお越しくださいませ!
この頃には暑さも一段落して居る事を祈りつつ・・・
★室内楽の楽しみvol.2
8月25日(土)14:00〜16:00 (開場13:30)
鶴見区民文化C.サルビアH.3階音楽ホール
全席自由: 前売り3500円 当日(+500円)
フルート:白川真理、 チェロ:山本 徹、 ピアノ:塚田有香
(ご挨拶)
小さな宝石箱の様なこの音楽ホールは、親密なひとときを作り出してくれます。古の王宮や豪邸に招かれて極上の音楽に親しみ寛ぐ。そんなサロンの楽しみに思いを馳せていただけるような音楽会を昨年初めて開催し、沢山の皆様にお楽しみいただくことが出来ました。感謝を込めて今年も開催です。今回は新進気鋭の若手のお二人を迎え、晩夏の午後に相応しい様々な音楽を、お話を交えつつお届けいたします。皆様のご来館を心よりお待ち申し上げております。(白川真理)
《プログラム》
【フルート&ピアノ】
1. フルートのための五つの抒情詩
�機ソ奸´供ゴ興� �掘ゾ�鳥の様に �検セ廚そ弌´后セ匐|� 高田信一(日1920〜60)
2.The dreamers of dreams (夢を見る者)委嘱作品2004年初演 寺嶋陸也(日1964〜)
3.柴の折り戸(わらべうた) 川崎 優(日1924〜.)
【チェロ&ピアノ】
4.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007 J.S.バッハ(独1685〜1750)
5.愛の挨拶 E.W.エルガー(英1857〜1934)
6.白鳥(『動物の謝肉祭』より) C.C.サンサーンス(仏1835〜1921.)
7.演奏会用ポロネーズ 作品14 D.ポッパー(ハンガリー 1843〜1913.)
・・・・(休憩)・・・・
【トリオ】
8.ロンドレット・コンチェルタント ヘ長調 Op.149 C.チェルニー(墺1791〜1857)
【ピアノソロ】
9.愛の夢 F.リスト(独1811〜86)
【トリオ】
10.3つの水彩画
�機ヌ世襪�晴れた朝に �供ソ�の夕べ �掘ゥ札譽福璽如 � Ph.ゴーベール(仏1879〜1941)
・・・・・・・・・・・・・・
今回は、知人のコンサートで一聴き惚れして御願いしたチェロの山本徹さん、そして私の『古武術に学ぶ楽器奏法』の一番長い常連の参加者であるピアノの塚田有香さんという若手お二人とのトリオです。
チェロ、ピアノ共に名曲を解説付で。
意外に名曲を聴く機会というのは少ないので、チェロ、ピアノ共に夫々のソロが聴けるのは私もとても嬉しいです。
フルートは、日本人の作曲家でまとめました。私の学びのルーツでもある大学時代や社会人になってからの恩師の方々のことを思いながら組んだプログラム。
「五つの抒情詩」は、恩師青木明先生が好んでよく演奏されていた作品。
高田信一が二十歳の折に作った瑞々しい作品です。
東フィルの指揮者として活躍され、若干40歳で亡くなられてしまった高田信一。
優雅で穏やかで優しい人柄だったそうで、曲にもその優しさが溢れています。
2004年のリサイタルで演奏した寺嶋陸也さんの作品「夢を見る者」も、今の方がずっとその良さをお伝えできるかと。素敵な作品です。
エルガーもこれにインスパイアされた作品を残していますが、A.オショーネシーの「音楽家、夢を見る者・・」という有名な詩に感動し、その詩のインスピレーションを音楽で表現していただきたい、と寺嶋さんにお願いして出来たオリジナル作品です。
寺嶋さんは、ピアニスト指揮者としても多方面でご活躍。
合唱曲、オペラ作品、正倉院の復元楽器による作品など、独自の世界が魅力的な作曲家です。
「柴の折り戸」はわらべうたをもとに、川崎優先生が作られた作品。
日本フルート界の重鎮であり世界的な作曲家。
広島で被爆された先生の作品は、その全てに鎮魂の想いが通奏低音のように流れているように感じます。
チェルニーはあの膨大なピアノの練習曲、教育者として有名ですが、ベートーヴェンが無料で稽古をつけ、可愛がった弟子であり、またあの天才リストを育てたことでも有名です。
性格は温和で控えめで、人前に立つ演奏家気質ではなかったこともあり、ピアニストとしての活動はしませんでした。弟子のリストとは正反対の性格。
生涯独身で、猫が大好きで沢山飼っていたそうで、子猫が生まれると右往左往し、里親探しに奔走していた、というエピソードも伝わっています。
このトリオも様々な子猫が遊び周っているようなメロディーのような感じもする・・
ピアノを習った折の、いわば最初に触れた西洋音楽の原点のようなチェルニーは、確かに哲学的な深淵はないものの、とても懐かしさを覚える優雅で上品な作品です。
ゴーベールはかのフレンチスクールの巨匠。
フルーテォストであり指揮者でもありました。
この「3つの水彩画」も、当時のフランス印象派の色彩感溢れる響き、きらめきのフランスならではの作品です。
そして・・
楽器はマイユショーの初代ロット。
慣れ親しんでいる五代目銀の頭部管とも組み合わせようかとも思っていたのですが、この2カ月さらっている内に、よりマイユショーの響きも変化していき、全てを初代だけで吹こうかな、と目下思案中。
とにかく、とんでもない楽器であることは確かで、一カ月後にはさらに変化していると思います。
どうぞお越しくださいませ!
ログインしてコメントを確認・投稿する