一泊二日の奥多摩合宿、無事終了しました。
毎回素晴らしいのですが、今回は格別。
順位を付けると・・
1.内腕
2.ナナメ
3.寝付きをよくする方法
4.ヒモ
この内、1と3は甲野先生にお教えいただいたもの。
でも2は参加された筝のお師匠さんから伝授頂いた、「ワインの美味しい飲み方」
ワインの常識と思っていたことが、根源からひっくりかえる。
ああ、なんでも同じだな・・
本当の王道とは異端の中にこそ存在するのかもしれない、と改めて感無量。
このワインの飲み方をすると、価格が倍以上の感じに。
これなら1000円クラスでも充分だ!
というくらい違う。
なんt幸せ・・
と、ついついワインの話にばかりなってしまいましたが、この飲み方を知ったことで、フルートの構え方も大きく変わりました。
そして「内腕」・・
これも凄かった。
「内腕」で飲むと、さらに安いワインも高級ワインの味に・・
・・おっとうっかり、やはりワインの話になってしまいましたが、この「内腕」だけでも、かなりの進展が。
さらには、頭が冴えてしまって、眠れない時に眠る方法、というのをお教えいただいた。
これもヒモを使ったものではあったのですが、深夜、紐なしで、やってみると、それでも大きな変化が。
腰の後ろ両側と、首がゆるみ、大きく動き、深いアクビを誘う。
「え?!これって、演奏にも使えそう・・」
とあれこれフトンの中で試したり、考えたりしていたら、すっかり目が冴えてしまい、結局は眠れなかったのですが・・
これが、私にとっては革命的なくらいに、大きな変化をもたらしてくれました。
息のクオリティの変化。
つまりは、「より深いアクビ」になった、ということです。
これは十年前程、門人の中国武術をやっていらっしゃるSさんにお教えいただいた立ち方にも通じています。
当時は何のことやら、でしたが、今は「あの姿勢の効用は息を深めるためのものであったか・・」と。
忍者Iくんからお教えいただいた「浮輪」の話も参考になった。
それまで「良い沈み具合」というのを固定化していたことに気が付くことができた。
「ここ」ではなく「そのあたりをプカプカ」の方が、対応力があるじゃない・・
演奏する身体というものは留まっていないのだがら。
こんなことすら、今頃、気付くとは・・
ということで、「気付きの暴風雨」にさらされたような、とんでもない一泊二日でした。
徹夜明け、思わず甲野先生に愚痴った。
「先生・・もちろん、気付きと進展はとても幸せなことで、嬉しいのですが、やっと落ち着かせたと思うと、すぐ次がやってくる。その頻度があまりに頻繁だと、本番での演奏時でも、こうしたいくつかの身体の運転技術のことが念頭に浮かんできてしまいます。果たして、それが音楽に没頭することの妨げにならないのでしょうか?このあたりが、一番の悩みなのですが・・」
先生はしばし考えられてから、仰った。
「まあ、仕方ないですね。」
「え?」
「それは私も同様ですから、大変なのはよくわかります。
まあ、ここからあそこへ旅をする、というような味わい方をしていければいいんじゃないでしょうか。
それに新たなこと、とはいっても、それらをもたらしたのは、みな、それまでに培ってきたものがあればこそ、ですから。これらは、全く関係のないものではないですしね。」
と、超意訳になっているかもしれませんが、このようなことを仰ってくださいました。
もちろん「音楽のことにだけ、没頭する」
というのが理想だろうけれど、過去にそのような「気持ち」で、演奏していた時は、今よりもヒドイのは確かである。身体のコントロールなんていう発想すらなかったのだから。
とはいえ、リサイタルまでにあと20日、となった今、ここで、ある程度、落ち着かせて、馴染ませたい、とは思っているのですが・・
こんなに変わってしまって、大丈夫なのか・・
・・・・・・・・・
甲野先生、ご参加くださった皆様、お蔭様で今年も楽しく、収穫大でした。
本当にありがとうございました!
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