すっかり初夏の陽気の日曜日でした。
本日のご参加は、この講座が始まった時からの常連、ピアニストのT,さん、そして長崎から日帰りでいらしてくださっているやはり常連の三味線のMさん。
連休以降の「水族館の魚の気付き」以降は、パタっと気付きも止まっていて、Mさんにお教えできる新しい話は、この「魚」だけだったのですが、Tさんは約2か月ぶりだったので、「安心スイッチ」と「オープンスイッチ」でのビフォーアフターをピアノで試していただきました。
劇的ビフォーアフターという番組があるそうですが、そんな感じ。ここまで?とびっくりでした。
「安心スイッチ」で響きが増し、「オープンスイッチ」で風が吹き始める。
そんな印象を感じつつで、ベートーヴェンのソナタ第8番『悲愴』の緩徐楽章をうっとりと聴いていました。
そして、連休以降の「水族館の魚」の気付きを、私のフルート演奏で紹介。
指の速いテクニカルなパッセージが、これで大きく変わるというもの。
指がまわるようになるだけでなく、細かい音の粒がよりクリアに。
これも、「スイッチ」といえばスイッチ。
身体が繋がっているからこその「尾びれスイッチ」
まずお二人にピアノで試していただいたところ、「久々に思いだしながら弾いたのに!!?」とTさんご自身が驚くくらいに、よどみない『黒鍵』の演奏に。
Mさんもピアノは殆ど経験されたことがないにもかかわらず、このスイッチで、とてもよく響くタッチに。思わずピアニストTさんと私とで拍手。
そして、いよいよ三味線での応用・・
・・・とここで、私は「え?!」と大きな違和感を感じたのでした。
立って演奏するフルートや、腰かけて演奏するピアノでは、とても効果もあり、使い勝手も良かったこの「尾びれスイッチ」が、正座する三味線では、とてもやり難い。
なんとか、無理やりやろうとすれば出来なくもないし、それなりの効果もあるのですが、足がつりそうになってしまいました。
「え〜〜〜?何?この大きな違和感は??」
と私も正座でフルートを吹いてみて、ここで大発見が。
さっきまで、あんなにありがたがっていた「尾びれスイッチ」はまだまだ未完成だった。というか近似値だった。
簡単に言えば、動かす指の個所が惜しかった。
正座をして行ったことで、新たな大きな進展が久々にもたらされたのでした。
本当に、この講座は、学ばせていただくことの方が多くて申し訳ないくらいです。
そして、正座のまま、この新たな「尾びれスイッチ」で吹いたところ、それまで出てことのないような深い音が力感なくポーンと出たのでした。
ああ、今までなにやってたのか・・
お二人の変化も同様。
さらには、「バッハの手の内」の展開から、それ以前の下ごしらえもやはり重要であったことを再確認。
2010年のハヤブサ帰還に伴った「蕾の手の内」
なんだか、出来るつもりになっていて、ここのところ、ずっとやっていなかった。
でも、まず、この「蕾」
そして「ドラえもん」
この2つをちゃんとやっておくことで、さらにその後の「オープンスイッチ」「安心スイッチ」そして「尾びれスイッチ」の効用も高まるということです。
常に、繊細に感知してやっていないと、身体は、すぐに不自然な方向に変化してしまうものなのかもしれません。
それって、本来不自然だから?
と妙に哲学的になってしまった本日でもありました。
新緑の中、テラス席でのビールも美味しかった。
Tさん、Mさん
ありがとうございました!
ログインしてコメントを確認・投稿する