初参加のサックスNさん、そして常連の三味線Mさん、サックスOさん、チェロのHさん、オペラ歌手のTさんの計5名にご参加いただきました。
Nさんは発表会に向けて猛練習したら右手が痛くなってきてしまって、とのご参加。
サックスに関しては、前回のOさんとのマンツーマンで、かなり色々と収穫があり、タイムリー。
とはいえ、全く初めてのご参加。
歓迎の入会儀式ともいえる、椅子持ち上げを経験していただいたところ、やはりびっくり。
でも、それも数秒後には出来る様になり、目を見開いていらっしゃいました。
最初はご自身での実感のあまりの無さに、響きが変化した実感もわからなくなっていたご様子でしたが、後半からは「うわ!らくです〜〜」
と床にビーンと響く音が出せる様に。
でも今までのよくありがちな「よい姿勢」から 四足歩行的姿勢の構えになったところ、不安になられたようで、「え?これでいいんですか?姿勢、悪くないですか?」
「う〜〜ん、世間一般的な、教則本的な姿勢からすると悪いかもしれませんが、でもラクで良い音出てるので、いいんじゃないですか?」
と、ここでサックスの講師でもあり、古武術奏法の先輩でもあるOさんからもコメントが。
「大丈夫。とても、きれいですよ!ず〜〜っと自然に見えて、楽器と身体が一体化しています。さっきのは、それぞれ別々で、よそよそしい感じ。」
そうそう。そういう事!
サックスの先生からのコメントがあると、さらに説得力があるので、戸惑っていらしたNさんも安心した表情を見せられました。
今回は夫々の皆様に、「安心スイッチ」の進化形とその使い方を。
これだけでも、荷物や楽器は各段に軽くなるのですが、さらに釣り合いを整える。
またバッハの手の内による手指の運び方も。
そして最後に先日みつけたばかりの新たなスイッチを。
これはまだ仮の名前ですが「オープンスイッチ」
身体の奥底を内側から開いてくれるスイッチ。
これをやると、どの楽器も、みな高音域がふくよかに響きだすのですが、特に弦楽器での違いが不思議なくらいに大きい。
前回、ヴァイオリンレッスンでも驚いたのですが、三味線でも、同様。
とても驚いていらっしゃいました。
またピアノでも、音色というかニュアンスの変化がより多彩に。
上品な明るさも増す。光が増える、といった感じ。
これはフルートでも感じていたことでした。
「何か質問は?」
と最後に言っても、何故かいつになくシ〜〜ンとしている。
「?」と思っていると、三味線のMさんが
「・・いや、毎回そうではあるのですが、今回はもう、なんといえばいいのか・・ちょっと呆然としてしまって・・」
その言葉にうなずく参加者のみなさま。
私も、今回のスイッチシリーズの効き目、即効性、そして、こうした言い方でよいかどうかはわからないけれど、本質性?にはかなり驚いています。おそらく誰よりも。
いったいこれはどういうことなのか。
これらのスイッチ効果は、かなりのものだと思うし、夫々の楽器、声にいくらでも応用実験ができると思います。
また、これらのスイッチも、こうした身体の連動や仕組みの繋がりがほんの少しだけ見えてきた、きっかけ、糸口にすぎないだろうとも思うので、各自での身体感覚を深め、新たな何かしらを見つけていただければ、とも思います。
このスイッチが発動する前提条件はふんばらないこと。
今回は全員に、どちらのスイッチも効果があり、喜んでいただけましたが、みんなで試してみて驚いたのは、ふんばると、全く感じることができない、ということ。
ふんばっているつもりはなくても、表面の筋肉を筋トレや、「しっかりと支えて」吹く吹き方で固めてしまった、いわば、余計な鎧を身に付けてしまった身体にはおそらく感知するのは難しいのではないかということも、今回の検証で判明。
背筋をのばして、しっかりと腹に力を入れて、足腰でふんばる。
その上で、スイッチをいれても、何も感じられないし、何の変化もない。
恐ろしい程に。
「安心スイッチ」は誰でもすぐにわかる、と思っていたけれど、大間違いでした。
そうそう。あと、息を使って楽器や腕を軽く運ぶ方法も。
この時の息も、いわゆる、普通の「良い姿勢」での息では、何の変化、効果もない。
「ほ〜ら、息と一緒に動かすとラクでしょう?」
と言われれば、そうかも?とそんな気がするかも、という程度で、まあ、感覚も騙されてしまうかもしれないけれど、それはおそらく殆ど、変化はない。
でも「安心スイッチ」そして「オープンスイッチ」によって変化した身体からもたらされる息は、不思議なくらいに、楽器や腕を軽くし、また指や舌の動きを活性化してくれます。
息が全てを司る。
でも、くどいようだけれど、浅い表面を固めた身体から出る息では、ない。
息は息でも大違い!・・・ です。
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