明後日の本番に備えて、また拙宅での合わせ練習でした。
最終チェックというか、すり合わせだけのはずだったのですが、吟遊詩人的発想豊かな宇高さんのアイディアがどんどんと広がり、確信犯的にいろんなアドリブアレンジをぶち込んでくるので、気が抜けなかった。
「・・こいつは絶対、本番でも違うことをやるに違いない・・・」
と用心する構えが出来ました。
でも、お陰さまで、この緊張感によって、より音楽が生き生きと語り始めるのを実感。
本来、クラッシック音楽だって、生きた「音楽」なのだから、こういうのはアリアリなんだね、と改めて感じました。
これはもちろん、本人の才能、個性、ギターとフルートという楽器の違い、ということもあるけれど、もしかしたら世代の違いも大きいのかもしれません。
音楽家関係者、共演者の年齢というのは全く気にしたことはなく、私より若い、年上、同じくらい?というアバウトな括りでしか認識していなかったし、聞いてもすぐに忘れてしまうのだけれど、宇高さんは42歳ということが判明。
最初に共演していただいたのは、いつだっけ?ともう忘れてしまうくらい昔だったので、ネット検索すると2019年の記録があって、じゃあ、当時は30代だったの?とびっくり。
パートナーの宇高杏那さんのお父様はなんと私よりも年下の65歳、と聞いて更にびっくり。
次世代の音楽家の、より自由な楽譜に縛られない発想力を学ばせていただいている。
レスピーギのシチリアーノだけは本来リュート作品なので、ギターソロでお願いしたのですが、その編曲は、とてもモダンな宇高ワールドでため息ものでした。
レスピーギが古い詠み人知らずの13世紀のリュート作品を編曲したように、19世紀のレスピーギを宇高さんが編曲して今現代、21世紀のシチリアーノに、という時代の流れにも思いを馳せつつ、楽しめました。きっと皆さまにも喜んでいただけると思います。
タルティーニの「捨てられたディド」もヴァイオリンと鍵盤楽器のためのものを無茶ぶりしたにも関わらず、とても素敵に仕上げてくださりました。
有識者からは叱られるかもしれませんが、ストーリー性のあるタイトルであり、楽曲でもあるので、オペラの様に仕立てました。
よく俳優さんが一人芝居をするけれど、言葉のないフルートによるモノオペラといった感じに。
これは自分だけじゃ考えつかなかったし、考えついたとしても、やる勇気はなかった。
だって、「楽譜に書いてないし」という縛りから抜けられないから。
でも、実際には、もしかしたら、タルティーニは、こんな風に演奏していたかもしれない?とも思う。
そういうことにさせてもらう。
5月になってから懐かしい方々からのお申し込みも相次ぎ、結局御断りするしかなかったのが申し訳なかったです。
キャンセル待ちしてくださった6名の皆様にも、お詫び申し上げます。
沢山の皆様に失礼してしまうこととなりましたがご容赦ください。
御断りしたにも関わらず、皆さまが、かけてくださった温かなお言葉にも力を頂いております。本当にありがとうございます!
また機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
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前回の時も、「あ〜、夫に写真撮ってもらえば良かった・・」と後悔したのに、
やはり練習となるとそれどころでなく、すっかり失念。
本番の写真は沢山アップできればと思います。
ドレスはテーマの地中海に合わせて、前半は白のストンとしたギリシャ風ドレスに、ゴゾレースを羽織り、後半はチュニジアのスースでみつけたグレイッシュな水色に白の刺繍が入ったカフタンドレス。
写真は「何色着るか教えてください」とという宇高さんからの問い合わせがあった時に、撮った写真。
宇高さんは、これ等に合わせて青の刺繍色の白シャツにしてくださるそう。
控室は2階で移動経路に階段があるので、中には白いスキニーボトムを着用することに。
これでガバっと裾を思い切り持ち上げてサクサクと移動できる。
移動時はルームシューズに履き替えて、と色々と会場の環境に合わせた計画も必要。
アクセサリーは両方同じで、古代ローマ遺跡のフレスコ画やモザイク画でもよくみかける働く天使たちの意匠のカメオで、ブローチはフルート、竪琴、ヴァイオリンを演奏している天使、ブレスレットの天使たちはロバを引いている。
足元はいつもの桐下駄ですが、ふと思い立って付けてみたパンプス用のアクセサリーが結構似合うのと、響きも良くなる(気がする)ので、採用することに。
チラっと見えた時に「サンダルです」と言い張れる・・かな?
今回はシチリアーノのみ5代目銀を使う予定なので、2本のロット達は一階受付横奥のスペースで預かってもらって、下駄と共にそこで管理。
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