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2018年05月31日01:35

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進展! 

久々に、夢中で時間が経つのも忘れて吹いてしまいました。

本番2つが迫っているから、というのではなく、大きなモデルチェンジがあったから。


フルートを習い始めたばかりの小学生の女の子にお教えしていて、気が付いた。

小さなお子さんに、フルートの大きさ、重さが負担にならないように吹いていただくには、どうしたら良いか。

全ては、ここから始まる。

昨年末から変化した「二点支持」と「他力奏法」の延長上にある気付き。

それは、「何故、リッププレートがあるのか?」

という疑問の答えにもなってくれた。

アンブシュアというのは、てびねりの粘土の様に形成されるものではない、というのが今回の気付き。

これにより、より澄んだ響きに。

その後の生徒さん達も皆、変化し、最後のこれまた始めたばかりの中学生の生徒さんとアルテスのデュオを演奏し、しみじみ。

「・・・ねえ、Kちゃん、これ、私達が演奏した中での一等賞の演奏だね!」

さらには、ロットの構造上、仕方がない、と思われていた低音のDノピッチの調整まで可能に。

なんとしてもDだけは、低いままで、とても困っていたのですが、これも吹き方、構え方の問題だったか・・


済んだ音とは、雑味のない音のことだと思っている。
リリエンベルクのケーキみたいに。

ではその雑味は、どうして生まれてしまうか、というと、身体各所の力みが原因。

特に、アンンブシュア。
日常の口のままで吹ける訳ではない、ということで、粘土でこねていくように、あれこれ口周辺の筋肉を稼働させて、アンブシュアを形成していたのである。

でも、大事なのは計測できる表面の筋肉ではなく、より深いところ。

表面の筋肉はなるべく介入させないで、ダラダラとした水の入ったポリ袋のような口元に。

それをリッププレートと頭の重さ、重力を利用して周囲から形成するのである。

ああ、なんと爽やか。

テクニカルな部分がまだなんとなくスッキリとしていなかった新作も、ライブで予定している無伴奏も、サチモスナンバーも、みな全て、様相がガラリと変化。

久々に、飛び上がりたいくらい嬉しい!

・・・・

旅行中、夫に言っていたのは、

「ねえ、私、もしかしたら、一番好きなのがお買い物で、次がワインとおいしいもの、そして3番目がフルートかもしれない・・・」

実際、そんな感じがする。

特に、還暦が目前となった今年。
もしかしたら、人生の後半戦は、もっと別の生き方があるのじゃないか?と思うことも多くなった。

「石にかじりついても技の追及を・・」という気持ちも、なんだかすっかり失せて・・

そんな心境とは関係なく、どんどんと進展はあるのですが、それにも慣れっこになって、感動も昔ほどではない。

帰国して甲野先生のツィートを読むと、先生はさらにとんでもない進展があり、真摯に技の追及をされ、その上、ネアンデルタール人の滅亡に関しても、心を痛められていて、なんというか、それは想定範囲内であるにせよ、なんとピュアな・・

昔ほど、真摯に取り組めていないこんな私が先生にご連絡してもいいんだろうか?
こんなにいい加減な自分が、このまま、先生の講座を主宰しても良いものか?
とまで思い悩んでいたのでした。


なんだか、気がひけてしまって、帰国後すぐのご挨拶ものびのびになっていました。

ようやく本日午後、お電話。

久々に聴く先生の落ち着いた響きの声にほっとし、面白いお話に笑い転げる。

「先生、すみません。そんな訳で、こうしてご縁をいただいているのも申し訳ない気持ちです。」

と連絡が遅れたお詫びをしたら、


「ただ真面目に真剣に取り組んでいるからといっても、もう全く何も変化のない人も多いじゃないですか。

まあ害はないといえばないですが、そういう人達と話しても面白くもなんともない。

性質というのは、人夫々ですから、そこは、もうそういうものとして、それはそれでいいんじゃないですか?」

と励ましていただき、今までの悩みはなんだったんだ?というくらい心が晴れ晴れと。

違う人間になろうとしても無理だし、なる必要もない、ということだ。


フルートへの情熱が減ったというよりも、より他の色々な楽しいことも好き、という本来の自分の姿に正直になれてきた、ということなのかもしれません。

・・・・・

今夜の気付きは、この晴れ晴れスッキリとした心身だったからこそかもしれません。

何故、こんなに気付き、進展に加速度が付いているんだろう?とフト思ったのですが、答えもみつかったかも。

気付き、というよりは、化学反応的に、身体がパタパタと変わっていきたがっているからなのではないか、と。

それは、より「釣り合い」のとれる身体になってきたから。

「釣り合い」の取れる身体は、「運動し続けている身体」

つまり、色々な要素に反応しやすい身体。

なので、変化し続けるのは、当たり前なのである。
感動が薄れてきたのも、そのあたりが身体レベルで理解でき始めたからかもしれません。

でも、そんな中、格別のメウロコの変化。

1日、3日の本番に間に合って良かった。楽しみです。



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