昨晩が本当に待ち遠しかった。
無理なお願いをきいていただき、本日、これからのホールリハに間に合うように仕上げていただきました。
YAMAHA212は、やはり普及品だけあって、キィの空きも広いし、バネもやたらに硬く、今の私の吹き方では、押さえきれなくて難儀するところもある。
そのあたりをリペアマン・綾部さんにお願いして調整していただきました。
海外のオケでも、安いYAMAHAを綾部さんに調整しなおしてもらったいわば、綾部モデルを使っている笛吹も居る。
キィの空き具合に関しては、資料は残っていないし、結局は好き好きということになるのだろうけれど、私は狭い方が遠鳴りするような気がする。
ということで、212で対応できる範囲で狭く。
さらに、響き、そして涼やかな余韻のある音になりました。
もしや、と綾部さんが持ってきてくださった、銀の3代目ロットにも、この初代は入ったのですが、やはり、せっかくのマイユショーの軽やかさがややくすんでしまうこともわかりました。
銀であっても、薄い造りなので、他の銀の楽器よりは馴染みは良かったのですが、212白銅の方が私は好き。
昔、民族楽器・火おこしの関根秀樹先生とお話した折、素材の話になったことが。
サハリ(確か・・)という合金が一番残響時間が長いのだそう。その次に真鍮。
仏壇のおりんや、シンギングボウルの素材。
今回の白銅は、かなりそのあたりに近い素材。
もちろん、初代の頭あればこそなのですが、本当に不思議な余韻の残るフルートが誕生しました。
ここに欠かせないのが指輪。
指輪なしでもいいのだけれど、特にアクアマリンをつけると、より、この瑞々しさと輝きが深まる。
ドロップくらいの石とプラチナの台が共振してこのような響きをもたらしてくれるのでしょう。
コハクも素朴な感じがして、バロックにはぴったり。
このフルートは指輪の影響がより顕著。
ということで、これから鶴見です!
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