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2016年07月22日11:38

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電通大・京王プラザホテル  7月20日(水)

兄弟子・中島章夫さんにお会いしたのは久しぶりです
13年前、甲野先生と出会って、様々なユニークな稽古人の皆様と出会いましたが、その中心、要の存在が、中島さん。

甲野先生の影響を受けた様々な独自の身体操法を研究・実践されています。

今日は脳研究者・電通大の阪口豊教授と院生の生徒さんたちの研究のため、御邪魔しました。
中島さんによる足裏垂直離陸ビフォーアフターの計測実験。
他にも、沢山の電極を付けて、計測したり、と、様々なことを。

私も最新の「安心スイッチ・中庸命門」を「身口意」で行ったビフォーアフターを計測していただきました。

普通に立った時と、こうした身体を繋げる実践を行った時の違いは、自分の感覚では自明のことですし、何より発せられる音が違うので自分自身の納得感はあるのですが、それを証明していただけるのは嬉しいことです。

ただ立つ、というのは難しいので、坂口先生が編み出した方法は100から3ずつ引き算していくというもの。

「足し算より引き算の方が少しだけ難しいので、丁度いいんです。」とのこと。


この実験でとても面白いことに気が付いた。

何もせず、ただ立っている時は、この引き算はサクサクできる。さらには、数回繰り返しているうちに、どんどんと効率も上がる。最後の方なんて、もう答えを覚えてしまってあっという間。

それが、命門やスイッチを駆使した身体にしたとたん、とても計算の効率が落ちたのです。

というか、そもそも「引き算」をする気にならない。
一生懸命やろうとすれば、なんとかはなるのですが、でも、途中で放棄してしまうこともしばしばでした。

これは、足裏垂直離陸の折、中島さんも同様に感じられたとのこと。

頭と体の新たな、思いがけない関係にドキっとしました。

つまりは、相当、「頭」が身体、そして心の動きに制約、ブロックをかけているのかもしれません。
そして、その制約をスイッチや離陸ではずし、身体が活性化し始めた時、頭は計算などしなかった動物だった頃に回帰するのかもしれません。

改めて思ったのは、研究というのはタフでなければ出来ない、ということです。

阪口先生始め、電通大の院生の皆様は、如何にも理系男子、という感じのスラっとした知的な風貌で、どちらかといえば、決して筋骨隆々のたくましい感じではありません。

でも、相当長い時間に渡って、細かな作業に集中し、その集中をとぎらせずに実験を終えた、ということにびっくりでした。

「いや〜、実験、いやなんですよ〜」

とにこやかに冗談で仰っていましたが、私の「研究者」のイメージは大きく覆ったのでした。

ランチを挟んで、4,5時間だったでしょうか。この間、中島さんからもとても良いことをお教えいただき、また私も進化。吹くまでもなく、身体の変化は実感され、とても嬉しかった。


そして夕刻からは、パウエルフルート主催の25周年記念パーティーに招いていただいていたので、うかがう。

音大時代は銀のパウエルだった。

久々に大学時代の恩師、青木明先生、佐野悦郎先生、播先生、そして、懐かしい同窓生、笛吹仲間にも沢山お会いでき楽しかったです。


この日は、一日中、夏の着物で。
充実の一日でした!

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