これは、本日、作曲家の酒井惟敬さんが仰った言葉。
いよいよ来週はビンテージフルート3本によるアンサンブル、「トロワ・パルファン」のコンサートです。
本日はホール練習でした。
そして、ようやく、なんとか譜読みが間に合った新作を作曲者である酒井惟敬さんに聞いていただき、色々とご助言をいただきました。
いやはや、やはり酒井さんの闇は相当深い。
以下、酒井さんからいただいた、曲目紹介です。
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計算して構築された幻想のような音楽を書いてみたい、というのが、この曲を作るにあたって私が思っていたことの一つでした。
フルート三本という編成と、数分程度の演奏時間という条件の中で、その実現に少しでも近づけるよう考えを巡らせたのち出来上がった、おそらく、一聴して理解しがたい複雑さを持つこの作品の中に、解決も救済もない混沌のようなものを――たとえば、有りうるかもしれない人生の総体の隠喩として――見出し、それを覗き込んだ後の「徒労」としか形容しようのない感情を思い浮かべて下さる方が少しでもおられるとしたら、作曲者として、まことに嬉しく思います。
演奏の容易とは言えない、大変に込み入った構造のこの曲に、多大な熱意と労力を持って取り組んでくださった演奏者の方々には、感謝のほかありません。
酒井 惟敬
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最初は3人の魔女(マクベス)になって呪文を唱えているのか?と思えた程の混沌。また日頃なかったことにしている心の闇と対峙せざるを得ない力も同時に感じた楽曲でした。
でも、この曲と付き合えば付き合う程、その深淵だからこその美しさを感じています。
救済も解決もない混沌であったとしても尚、人生が美しいように。
この曲は、とにかく難しく、相当時間さらわないと吹けないもので、私はミケンにシワが増え、でも体重は1キロほど落ちることとなりました。
合わせも難しく、もう最初はどうなることかと思いましたが・・・
今では、大好きな曲に。
来週24日、鶴見文化C.サルビアH.4F音楽ホール、19:00開演、3000円、です。
どうぞお越しくださいませ。
そうそう。
酒井さん、落ち着いていらっしゃるので、私の印象では、なんとなく30代半ば?だったのですが、なんと1987年生まれ。息子と3つしか違わないじゃないの?とびっくりです。
あの落ち着き加減も、心の闇の深さゆえなのか・・
ルイ・モイースのトリオも、純正調的なペンタトニックなどの感覚を取り入れることによって、かなり和声感の彩りが鮮やかになりました。
こちらは、やはり作曲家・藤枝 守先生のお蔭です。
昨年大評判だった、多久潤一朗さんに書いていただいた曲も再演します。随分とこちらも昨年よりは馴染んできた。
そして、私はフェルーの3つの小品とドビュッシーのシリンクス。
どちらもロットの音のイメージで書かれた作品、といってもよいもの。
こちらも、やはり藤枝先生の御本にあった音律にヒントをいただき、オリンポスの音階や、ピタゴラス音律などを使うことに。
モノクロームからカラーになったような感じです。あと、より身体にも響き出した。
身体への響きを「平均律」の耳が止めていたんだな、ということを再認識です。
あと、お正月にあったオーボエ奏者二人からの色々な身体的な話、音楽の話もかなり役立った。
フェルーの第3楽章には、中国の縦笛の旋律が登場するのですが、ここをオーボエトーンにしてみた。
それから、脳研究の阪口先生との様々な意見交換も。
さらいこんで勝手に動く様になってはじめて、身体は繋がるってことも、今更ですが認識&反省し猛練習の日々でした。
スイッチやエラの気付きもあり、かなりモデルチェンジしたけれど、やはり一番の違いは心掛けかもしれません。
練習量は音に出る。
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