武術研究家・甲野善紀先生を迎えての講座も、既に70回を超えました。
早いものです。
昨年よりご縁をいただいた、桃江メロンさんのお力添えもあり、今回、2回目の代官山「晴れたら空に豆まいて」での開催となりました。
30人以上の皆様にご参加いただき、よい時間をご一緒させていただくことができました。
「場の力」
というのは確かにあることを、今回再確認。
甲野先生ともお話していたのですが、ここ、代官山での音楽家講座は、目先の技術だけでなく、メンタルにまで働きかける流がとても濃くなる。
音楽家講座に新たな流が生まれてきたのを実感しております。
様々な楽器の方が受講され、またしても大きな変化をとげられたのですが、今回、一番心に残ったのは、技に関してのお話です。
与えられた「基本」をただひたすら忠実に、回数やっていれば、この技ができるかというと、そんなことはない。もちろん、そういった種類の積み重ねでできるものもあるかもしれないが、それは「技」と呼べるほどのものではない。
「技」というものはある日、突然、もたらされるものである。
それは、ハチに刺されたような、瞬間的なものである。
恋もそうでしょう?あれは、時間をかけて考えて、というのではなく、もう出あった瞬間のものですよね。
・・といったようなお話でありました。
・・・・ふむふむ・・なるほど、恋・・ね・(・と遠い目・・)
「恋はするものではなく、落ちるもの」と誰かが言って居たような気もするけれど、技も確かにそういうものかもしれません。
技といえる程のものではないですが、私の様々な気付きも、あれこれやっていて、というのではなく何故か突然もたらされるもの、というところは同じ。
お一人、とてもはにかみ屋さんのアマチュアのピアノの方が受講されて、その折「こんなに沢山の人に見られるとやりにくい」というようなことを仰ったとたん、それまでピアノを取り囲んでいた参加者のみなさまが、潮が引く様にすーっと遠ざかられたことに感動でした。なんとお優しい。
薬膳プレートも様々なスパイスが悪目立ちすることなく調和した、素晴らしいお味でした。
そして桃江メロンさんの思い付きのサプライズは・・
先生に「響」と書いていただいたお煎餅。
凄い。こんなことを思いつくのは、天然でチャーミングな桃江さんくらいかも・・
問題は、もったいなくて、おいそれとは食べられない、ってところですが・・
以前、私のことを取り上げてくださった、日経新聞のKさんも取材にいらしていて、久々の再会。
さらには、先生が「まれびと」と呼ばれている、数々の武勇伝をお持ちの某氏もご参加。
武術家?(じゃないけど)の血が騒いで、最新のスイッチオンで早速手合わせさせていただきましたが、「あれ?本当に強くなりますね!!」と驚いていただけました。
周囲からも「最強のフルーティスト」と呼ばれ、うっかり気を良くしそうになってしまいました。
危ない、危ない・・
いや、私が行くべき場所は、そうじゃなくて・・
本当に、不思議で、素敵で楽しい、よい時間を過ごすことができました。
ご参加くださった皆様、「晴れ豆」スタッフの皆様、メロンさん、武術関係スタッフの皆様、
ありがとうございました!!
写真は、久々に先生と講座の看板の前で。そしてお土産のお煎餅
昔はどんなに暑くても、一重は6月から、という掟があったのですが、「とてもムリ!」の暑さでしたので、一足お先に、の一重の紬と博多織の半巾帯で。
文庫結びなので、必要はないのですが、帯締めをするだけで、ちょっときちんとした感じが。
これも母から教わった。
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