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2016年04月04日21:03

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『古武術に学ぶ楽器奏法』 4月3日

昨日の夜遊びのツケ・・

ということで、珍しく早朝からさらい、一応のメドをつける。

前回のフェスティバル練習の時は、発表会の本番直前だったこともあり、まだ譜読みが間に合わず、電車の中でフリガナとか記号を書いていたていたらく。案の定、落ちまくって、超反省・・


ミニヨン序曲は♩=100なら間に合うけれど、万が一、本番で加速されたら、つまり104になったらおてあげ・・これが私の実力なのね、と、メトロノームのシビアな目盛に打ちひしがれつつ、104以上になった時の対応策として、倍音での替え指もさらっておく。

問題はこれが咄嗟に取りだせるか否か、パターン化しておく。

酒井さんの新作は、後半になると一小節が一段、という音数の多さなので、それらに記号をふり、ひたすらゆっくり譜読み。

スコアリーディングしていて、やっと、シビアな対位法でこの作品が出来ていることに気付く・・

・・流石・・・  ってこの曲がポリフォニーと、演奏を聴いて理解できる人って、』果たしているのだろうか?

音型は同じでも、その周辺にウジャウジャと入り乱れる、他のおしゃべり・・

これも、演奏者次第か、と身が引き締まる。

「静かな狂気」といったことを以前仰っていらしたけれど、まさに、それ。

「静かな狂気」は冷静な知性にしか宿らないような気もする。

ある意味、酒井さんそのものだわ・・

しかし、この構造に気付いたことで、俄然理解は進み、随分と、こちらもメドが立った。

その後、生徒さんをレッスン。そして『古武術に学ぶ楽器奏法』の講座のためにたまプラーザへ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今回はサックスのOさん、お一人。個人レッスンとなりました。

色々と一緒に遊んだ、という感じではありますが、やはり、一番驚かれていたのは「人差し指のツボ」でした。

「先生!なんでですか?!」

「だから、何故って言わないで・・」


とわかっちゃいるけど、何度も聞いてしまう、といったコントの様な状況が続く。

思いついて、初めて、この技法を体術でも試してみました。

お互い向き合って手刀で斬り落とす。

・・・驚く程の違いでした・・


そしてサックスで、この技法を取り入れる方法を一緒に模索。

どうしても、「道具の制約」というものはある。

私も楽器を貸していただいて、実際に構えてみる。

・・そして、辿り着けた解決方法。

そのとたんに、パーンと響きが変化し、私もOさんもびっくり。

「・・これ、凄いですね・・なんでですか?」

「だから、なんでって聞かないで・・」

とお約束のコント状態が再び・・


そして!!

自分だけでは、おそらく気が付かなかった新たな気付きも。

何故思いついたかは、自分でもよくわからない。

Oさんが指を置く様子を見ていてフト感じたことを、フルートで行ってみて驚いた。

ああ、今年になってから、ずっと、本番の後、悲しい気持ちになっていた、その悲しみの原因は、もしや、これだったか?

と思えるくらいの変化。

「人差し指のツボ」


今までのものでも、相当のものだったのですが、まだまだそんなものではありませんでした。

今までのものはほんの玄関先、というか入り口に過ぎなかった。

その入り口でウロウロとしていて、中に入れない隔靴掻痒感が、最近の私の悲しみだったのか。

要は、これも身体のルート。順番。手続き。

この新たな、より精度が増した「人差し指のツボ」で楽器を構えると、もう音を出す前から、次は凄いよ、というのがわかる。

この講座の「場の力」は本当に凄いです。



・・・・

夜はフェスティバルの練習。


ミニヨン序曲のテンポは結構ゆっくりで、普通の指でなんとかなりそうで、一安心。

というか、数時間前の「人差し指のツボ」が進化したお蔭で、すっかり別人で、かなり吹けるようになっている・・という不思議な実感。

もちろん、朝練習しておいたせいもあるけれど、音も指も、何もかもが別人で気味悪い程です。


フル稼働の日曜日となりましたが、不思議なくらい、疲れがないのも、この新たな進化のお蔭だと思います。







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