歩き方が変化したのは、昨日のことでした。
そして、今日は、演奏が変化しました。
それまでも、何度か、講座で喋ったものでした。
「そもそも、演奏する、というのは、身体の各所が動き、運動しているのです。なのに、ふんばって、足やお腹を固めてしまって、どうするんですか?」
みたいな・・・
でもでも、自分もまだまだ五十歩百歩であった、と自覚しました。反省。
つまり、足でふんばらず、お腹に無用な力は入れていないもの、ただ立っているだけだった。
もちろん、その立ち方は屏風坐り的なものなので、普通のものとは大違いで、それだけでも効果がありましたが、それでヨシとしてしまっていたところがだめでした。
甲野先生の技は、一瞬。相手を崩すまでの数秒間です。
でも、楽器演奏は、音楽は、もっとずっと続く。
なのに、「同じ」としてしまったからいけなかった。
10年前も、緊張している生徒さんに、歩きながら吹いていただいたりすることもあった。
時には後ろ歩きであったり。
どちらも効果はあったけれど、当時の歩き方というのは、昨日の日記に書いたように、ただ足を前に、もしくは後ろに股関節から振り出すものだった。
でも、今回、重心移動で体重という圧が外れ、その結果、脚が曲がりやすい方向に回収される、という今回のムーンォーク的な足運びとなり、変化。
この歩き方は、ただ疲れない、というよりも、それ以上に心地よい。身体が気持ち良い、と喜ぶ動きです。
関節が本来動きやすい方向に回収する訳ですから。
指はピアノをハイフィンガーでやりこんでしまっているので、なかなか変わるのが難しいのですが、このバッハ・タッチ歩行をすると、如何に、これが人の体の本来の動きに適った健やかなものかが、よくわかる。
本日。演奏時にこの歩き方を使う様になりました。
このバッハ・タッチ式歩き方であれば、腰かけていても、立っていても、歩ける。
ピアノもフルートもさらに響きが増しました。
ということで、何もかもがガラガラと変化しています。バッハ、凄いです。
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