ヘタだったんだ・・・・
と自分の迂闊さと、稚拙な身体レベルからくる勘違いにあきれています。
ピアニスト砂原 悟さんに、その演奏技法に関して、色々と教えて頂いた折、武術的だなあ、と驚いたことがあります。
つまり、力とは、量だけではなく、方向性、ベクトルである、ということ。
そして、フォルテをだす時ほど、「突くけど引いてるの」
もちろん、そのためには、背中から指先までが繋がって、所謂、アソビがとれている、というのが前提条件で、これまた武術的。
さらには・・
・・これって・・
甲野先生から伺った槍の名人の話に通じます。
2004年の頃でした。最近はツィートとメルマガになってしまったのですが、当時は随感禄によく気付きを書かれていました。
気になって調べてみた。
(以下引用)
『さて、そこで打剣も同側の切込入身も、両方とも抜刀術の逆手抜飛刀打の形を応用してみたところ、ビックリするほどの変化があったのである。「おっ、これは…」と思っているうちに、いろいろな事を思い出してきた。例えば、昔、槍術の突きなども駿州田中藩の佐竹素一郎ほどの人になると、糸で吊るした瓦を稽古槍で突いて、瓦を割らずに突き通したという話があるが、これも、槍は突きが三分の引き七分といった、引きを重視することによって突きに冴えが出、筋力では到底出せない超高速な動きが発生したのではないかと思えてきたのである。』
『突きが三分の引き七分』
・・・えっ!?
私は、ず〜〜〜っとこの11年間、勘違いしていました。
だって、突くんでしょ?という自身の稚拙な感覚と思い込みのせいで。
突きが七分に引き三分だと思ってた・・・
もちろん、それまでは、ただ「突く」つまり100パーセント突くことしか考えておらず、引くという発想すらなかったのだから、これでも、大きく変化したのですが。
口から息が出るのではなく、鼻腔後ろを抜けて頭頂部、という感覚になり、大喜びしていたものでした。
しかし、これでは、「衝突のエネルギー」には至らない。
だから、まだまだ、補うために吹きすぎていたのだわ・・・
比率が、よもや逆だったとは・・・
私からもしや、この話を聞いたことのある皆様、ごめんなさい。
「突きが三分の引き七分」です!!
・・・・・・・・・・
結果、息、音は、首の後ろ、襟足あたりから立ち昇るような感覚に。
昨日のレッスンでの生徒さんたちの変化は圧巻だった。
中学生のMちゃんは苦手だったロングトーンが一気に倍増し、社会人男性のMさんは、もともとロングトーンは続くのだけれど、より安定し、さらには、鈴虫の鳴き声が伸びているような、聴いたことのないような響きに。
もちろん、私も色々と変化がありました。
ああ!もっと早くにちゃんとよく確認していれば・・
でも、そうした身体性に至っていなかった、というのだから仕方ないか。
こうしたことが、まだまだワンサカあるのだろうなあ、と思います。
やれやれ。
・・・・・・・・
あと、ミクシィをやっていて、様々な方とご縁が出来る楽しさ、有難さを改めて感じたことが。
マイミクのお一人が腰痛で、その改善方法を探し出された。
それが、実に、喉周辺にも影響があり、声が出しやすくなる。
甲野先生から伺った、やり方で、かなり変化していたのですが、私の場合、ただ下を向くと、若干、腕の重さが邪魔をして肩、背中あたりに滞りがありました。
それが、身体全部が繋がることで解消され、さらによい喉の状態に。
鈴のシタが壁面から剥がれて、軽く振れば鳴り出す様な感じです。
U,さん、ありがとうございました!
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