先日のたまプラーザの講座の最後で、ば〜なさんから右手に関しての言葉があり、「そうでした!」と思いだした右手の気付き。
つまり、左手とは反転の関係にある、という右手。
それは蔵王権現の形でもあり、杖の下段抜きの状態でもある。
特に杖の下段抜きによって整えられる身体が良い状態なのは、杖(まあ、フルートだったりもするのですが・・)という道具の制約を受け、道具に身体が導かれるからなのではないか、と思います。
夫々の動きに必然性と流れがある。
以前気が付いたのは虎拉ぎはこの杖の下段抜きに内包されている、ということでしたが、今回、改めて、火焔もまた、この下段抜きの動きの中に含まれているのか、と思いました。
これは、もちろん、私のレベルでの実感、感覚で、甲野先生がそのように仰った訳ではないですが・・
あの下段抜きの動きは各種の原語で記されたロゼッタストーンみたいなものかもしれません。
そこから、各自が様々なものを読み解いてゆく。
まあ、誤読ということもあるかもしれませんが、とりあえず、今の私にとっては、これで、過去最高レベルの響き、音となったのは確かです。
下段抜きを行うことで、杖の天地と左右の手が反転する。この状態が夫々、虎拉ぎと火焔。
虎拉ぎから印を作り、火焔の手で独鈷を持てば、蔵王権現の構えとなる。
そして、その反転した状態をもう一度途中まで反転させれば、フルートの構えとなる。
もちろん舞台上ではできないものですが、日々の稽古で行えば、この状態の回路が繋がるのではないか、と。
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