ケシゴムで楽譜を斜めにしたのは大正解で、なんでもっと早く気が付かなかったのか・・と悔やまれます。
そして、何故か、今の身体になってから、左から楽譜を覗いて演奏するようになったのも面白い変化です。
左の圧縮がより進んだので、より視線の影響を首筋近辺が受けやすくなったせいで、こちらも敏感になったのだろうと思います。
ただ、面白いことに、譜読みやアナリーゼをするのには、やはり従来の右から見る方がやりやすい。
これは、私が今まで、そうやって楽譜を読んできていたので、単なる繰り返しによる刷り込み的視線と脳の回路が出来てしまっているせいかもしれません。
なので、左覗き込みでも譜読みしよう、とするのですが、とても簡単な臨時記号でもアタフタしてしまう。まさに、脳ミソが半分寝ている様な状態。
でも、演奏は、左覗き込みの方が断然よい。
右から見ていた時は、まさに楽譜を見る。楽譜の表面に記された記号を読む作業。
だからこそ、生徒さんにもよく注意するのですが「楽譜に向かって吹く」という過剰な吹きすぎの症状も生じてしまいがちになる。
それに、今の身体で右から見て吹くと、まさに臍の緒が首に巻き付いてしまったようなイヤな感じがある。
でも、左覗き込みになると、楽譜の中に自分も入りこんでいて、音の連なりと共に一緒に泳いでいるような心地もする。
紙背を読む、とはまた違った意味ですが、まさに、楽譜という紙の1ミリにも満たないその厚みの中に自分も入りこんで、その中で演奏しているような不思議な感じです。
完全に異次元の世界。
これだと、つまりを感じることなく、のびやかに演奏できる。でも譜読み段階の曲では音を間違える・・
譜読みと演奏、今まで、同じ回路、ひとつの回路しか使われていなかったのが、まさにワープというかバイパスが繋がったような感じでもあります。そうか、バイパスで速いいから譜読みが追い付かず、間違えるのか・・?
本当に右と左では大違いです。
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