本日は常連のマリンビストOさん、最早常連?の長崎からの三味線のMさん、2回目となるオペラ歌手のTさん、そして、こちらの講座は初参加のアイリッシュフルートのOさん。
アイリッシュフルートのOさんは、4年前の3月、あの震災の直後に京都大学管弦楽部有志が招いてくださった折の私の講座に一度参加されたことが。
今回、アイルランド関連のイベントがこちらであり、その参加ついでにと、この講座に京都から参加してくださいました。
ああ、あれから4年も経つのですね、と懐かしいです。
あの頃は、今に比べたら、何もわかっていなかった。
もちろん、一か月前、いや、一週間前だって、今に比べたら何もわかっていなかった、という状態ですから、当たり前ではありますが・・
当時は「蔵王権現像マイブーム」がピークだった・・
今回は、ぶりっこ持ち、膝を前に出さない、そしてカヤックの構えを全て「なんちゃってはるか」で。
特に、昨日のレッスンで気付いたばかりの「なんちゃってはるかカヤック」の効果が凄かった。
アイリッシュフルートのOさんは、甲野先生の講習会にも参加されている、武術の稽古人でもあるせいか、この身体の中で起こる変化にも敏感に反応され、
「・・・あ!これです。この感じが欲しかったんです。ずっと、構える時に違和感があったのが、これでしっくりきます・・・」
と、このはるかカヤックの後、熱く語られました。
もちろん、響きもべつものに。
そして、三味線のMさんは、なんと三味線ではるかカヤックを。
こちらもまた、「・・あ!これがどんぴしゃりの場所です!今まで、色々と迷ったり探したりしてもずっとなんか違う、という感じだったんが、ぴったりと収まりました。」
そして、マリンバのOさん。カヤックは経験、もちろんしていますが、このはるかカヤックは初めて。
もう椅子の背を叩く前から響くのがアリアリとこちらにもわかる身体に。
「え〜〜〜!!え〜〜!!?凄い〜〜」とこれまた大変身。
今回、一番興味深かったのは、ソプラノのTさん。
「歌は道具を持つ訳ではないので、もしかしたら、それほどの違いがないかもしれませんが、でもまあ、過去の経験上、きっと変化があるんじゃないか、とも思うんですよ。さあ、どうなりますか・・」
と私達もワクワクしつつ、バチを使ってはるかカヤックをやっていただきました。
その結果は・・想定していた以上の大変化。
部屋の空気がビリビリと震えるような、全てのものに共振し語り掛けるような、歌声に。
粒子が細かくなり、様々な隙間に入り込んでくるような、魂にぐっとくる伝わり方。
これは今回、全員に共通する響きではないかと。
このはるかカヤックは道具との関係性が調和するだけでなく、その調和が、自らの身体も調和させているのだなあ、とこの歌声で改めて感じました。
でも、私のフルートでもそうですが、皆様それぞれに、何故そうなるのか、何が起きているのかは、よくわからない。わからないけれど、何かしらは、確実に変化しているのです。
そして、今回の新しいメニューは「臍の緒」
これまた、全員大変化でした。
で、京都から参加されたOさんがいらしたせいか、随分と「蔵王権現」のことが思いだされ、
「思えば、この蔵王権現で、既に『はるか』も『臍の緒』も示されていたんですよね。左圧縮と右解放も同様で。でも、4年前は、そんなこともわからないままでした・・」
と思い出話。
そして、その思い出話をしつつ杖の下段抜き(モドキ)をなんちゃってはるかでやってみて、さらに浮かんだことが。
この杖の下段抜きには本当に色々なことが内包されている、とかねがね感じてはいましたが、「
「そうか、『虎拉ぎ』もか!?」と啓示が。
私としたことが・・
昨日あんなに、泣く程喜んでいた「臍の緒」も片手落ちならぬ、片指落ちだった・・
そうだよ、虎拉ぎですよ・・
ということで、臍の緒も進化し、より繋がった。
その場でアタフタと、フルートですぐにビフォーアフター。
全員が目を見開いて、深くうなずくような表情に。
私もびっくり。昨日気が付いた、右手のでしゃばりも、これにすると、解消されるではないですが・・
それに勝手に「指先」での構え方となるのも不思議で面白い。
ということで、急遽、「みなさん、お手数ですが、もう一度。こちらが本当の『臍の緒』です!」
と改めて、全員でこの虎拉ぎの加わった、『臍の緒』でビフォーアフターを。
本当に唖然とするくらいの変化となりました。
全員の演奏、みな最後まで聴いていたかったです。
そして、Oさんからアイリッシュフルートをお借りし、音を出してみました。
指穴の間隔が広く、ヘタすると、これが踏ん張りを呼ぶ。
さらには、「これ、一番下の音はなかなか出ないんですよ」
とのことで、実際、本当に私が吹いても全く鳴らなかった。
そういえば、私のロットも最初は低音、殆ど出なかったよなあ・・と思いだしつつも、講座の一応「先生」として出ないのはちょっとカッコ悪いよな・・
と僅かですが、微妙な空気が漂う・・
でも、まあ、甲野先生もその講習会ではこうしたことはしばしばで、むしろそれを歓迎しておられるのを何度も見ていたので、まあ、それなりに、ああ私もまだまだなのだなあ、とあきらめかけて
フト思い出した。ホラ、あんなにさっきまで紹介していたのに、ニューバージョンの『臍の緒』をやっていないじゃない、と。
そして、それを行ったとたんに、ボーンと急に出た最低音。
皆様もびっくりで、誰よりも私がびっくり。あまりの違いにみんなで爆笑。
「・・いや、これ決してわざとじゃないんですよ・・・凄いですね、臍の緒。でもどうしてなんでしょうね・・・」
と本当に不思議でした。
実は、午前中、夫と車で買い物に行った折、「そういえば、吉野の千本桜、見てみたいなあ。旅行、行く?でも花粉症だから、この時期の山はなあ・・」と話をしていて、以前、若葉の頃に尋ねた吉野・金峯山寺の金剛蔵王権現さまのことを思いだしていたのでした。
そして4年ぶりの京都からの、Oさん。
今日の講座でのこの進展はまさに、蔵王権現像のお蔭。
これはやはりまた、いずれ蔵王権現さんにお参りに行かねばなあ、と。
若葉の頃も人出も落ち着き、中々良いものです。
皆様、ご参加ありがとうございました!
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