一昨日には、私にもサンタさんが。
とはいっても、自分で買ったものです。
セカイモンで購入した沢山のコスチュームジュエリーが届いたのでした。
アメリカからの大きな小包です。
すっかり、コスチュームジュエリーのトリファリに夢中になり、夜な夜なセカイモンで検索し、「落札!」の喜びを味わっています。
1950年代の、つまり私が生まれた頃の母親たちの時代のアメリカのアクセサリーです。
本当に、ありとあらゆる様々なデザインがあり、見ているだけでも楽しいのですが、だんだんと好みも決まってきました。
特に好きなのは、パリュール(セット)になっているもので、ネックレス、イヤリング、ブレスレットの3点セット。
ブローチの場合は、手持ちのパールのネックレスに付けて、ネックレスにして使う。
古風なクラッシックな感じが好きで、フェイクパール、透明のラインストーン、ミルクグラスなどが主体です。デザインは、曲線的な、植物的なものが好き。
3点を全てつけてお揃いにするのは、現代では古臭く、野暮、とされているようですが、この野暮に近い、クラッシックでレトロなマダム感覚が今の気分にぴったりで、その上、演奏にもよい効果があるものですから、もう止まらない・・
着物熱の頃も大変でした。まあ、それに比べれば可愛いもの・・とはいえちりも積もればです。
トリファリは数千円で買えるものも多く、その上、ヤフオクしか知らなかった私にとって、セカイモンは、センプレ(いつも)バーゲンセールの世界。その上、品数も多く、19000点。まさに黒船来襲です。
その上、もう作られてはいないものなので、「もうこれを逃したら、次はないかも?」という心理も働き、ついつい、ポチっと。
ヤフオクも、時々、とても素敵なパリュールが出されていて、もちろんそちらもポチ。
ヤフオクでの出品者との淡い交流もとても楽しいものです。
でも、本当に「欲しい!」と思えたのは、19000個の中のほんの20個。
人の好みというのは、様々なのだなあ、という思いも新たになりました。
その20個?もちろん、既に我が手中に・・
という訳で、先月と今月はカードの請求が怖かった・・
若干使い過ぎてしまいましたが、トータルでは、思っていたほどではありません。
で、ハタと明細をみて気が付いたのは、トリファリ以外では全く、お買い物をしていなかった、ということです。
つまり、この2か月、洋服も靴もバッグも、他のこまごましたものも一切買わずに、トリファリオンリー。そういえば、最近カードでサインをしたのは、お歳暮を贈る時くらいだった、と思い出す。
いつもなら、レッスンの帰り路に寄り道ショッピングなどもして、ウロウロとすることもあったのですが、そういえば、最近それもしていない。だってトリファリ、売ってないから。
むしろ、トリファリ熱のお蔭で、お金も時間も節約できたんじゃないか?と思います。
ということにしておこう。
部屋活でも洋服は自分のスタイルを持つようにし、少数精鋭でとの助言もあり、いずれにせよクローゼットの中身をもっと減らせれば、と思っていたのですが、最近は、かなり、自分にとってのスタイルらしきものが決まってきました。
この冬は、ウールのタートル5枚(白、グレー、こげ茶、モスグリーン、ターコイズ)、コーデュロイやウールのパンツ3枚(黒、暗いカーキ、グレー)をベースに、上から、今年のお正月に夫に買ってもらった厚手の麻のロングワンピース3着(同じデザインで色違い・こげ茶、ベージュ、淡いグリーン)を適当に組み合わせるだけ。
つまり、いつも同じデザイン、シルエット、ということです。
パンツスタイルの上からロングワンピースというのは、ロシアのお母さんになったような気分で、その上かなり暖かい。これでも寒い日は木綿のペチコートを重ねます。
足元はアグのロングムートンブーツ。もう暖かくてこれ以外は履けない、という冬の定番です。
そして、山葡萄の籠。どちらも私にとっての究極の定番、ヘビロテです。
こげ茶の柔らかなウールのマントにグレーのミンクのスヌード、深緑のベレエ帽。これも、防寒に今年から被る様になりました。手袋もベレエと同じトーンのモスグリーン。
ムートンのショート丈のマントの時もある。
やはり、天然素材、麻やウールや毛皮が好きなんだな、というのも最近、気が付いたこと。
色も、こうした自然の色が一番落ち着く。
楽だけれど、やはり、ダウンは私のテイストではない、と、こちらも2着色違いで持っていたのですが、結局着ないままなので、処分。
寒い時は、母が着ていたハーフのデミバフミンク。
もっと寒い時や風邪気味の時は花嫁道具として持たせてくれたロングのマロン色のミンク。
「苗字が変わっても大丈夫なように、ネームはmariだけにしといたわよ〜」と言っていた母。
袖を通しつつ、「ちゃんと変わっていませんよ、今のところ」と亡き母に報告。
もう人目を気にするよりも、自分の着心地、心地良さと健康を優先、ということで、普段使いすることに。
毎年、流行りのスタイルのブランドコートを購入する財力がないからこその30年前の毛皮です。
こうした格好に明るさと洗練さを添えてくれて、引き立ててくれるのが、トリファリの3点セットです。
トリファリを付けて初めて、装いが完成。もっさりとした感じに陥りがちなナチュラルスタイルを一気に引き締めてくれる優れものです。
ほんの数か月前まで、貴金属しか付ける気がしない、と言っていたのが嘘みたいです。
人は変わる。
貴金属、宝石の魅力はもちろんあるけれど、やはり、ボリュームもないし、デザインも保守的。
トリファリは、程よいボリュームがあり、まさにコスチュームで、洋服のデザインの一部の様な感じとなります。
その上、作りも良いので、貴金属と組み合わせても、なじむ。
カメオや真珠やダイヤのペンダントも、それだけよりも、トリファリのネックレスと重ねると、より引き立ちます。これも嬉しい発見でした。
もうトリファリなしでは生きていけないくらい。
明日は、どのパリュールにしようかな?とほくそえみながら、コレクションの引き出しを眺めニヤニヤしている毎晩は、幸せで、明日も頑張ろう、と思える。
アクセサリーで色々と変化も付いて、気分も変わるので、洋服は、ある意味「制服」的な感覚となり、毎朝、「何着ようかな?」と着るものが中々決まらず、頭を悩ましていたのが嘘のようです。
その日のお天気や洗濯のローテーションや気分で、適当に組み合わせて、トリファリ。
随分と、朝の身支度も簡単になりました。
先日偶然観たTV「Yuは何しに日本へ?」で登場した古い自転車愛好家の在日外国人が熱く語っていました。着ているものも、1900年代初頭の頃のものを再現したような独自なもの。
レポーターが、「素敵なファッションですね」と褒めたら、真顔になってきっぱりと、否定。
「いや、そうじゃない。ファッションというものは、みんなが追いかけるものでしょ。でも、僕のはスタイル。独自に自分で時間をかけて創り上げてきたものなんだよ。」
なるほど、ファッションとスタイルは違うのか・・と勉強になりました。
「選ぶ」ということ。即ちスタイル。自分の頭と身体で考える。心に感じたものを選ぶ。
夜ごとのトリファリショッピングで、「選ぶ」ということも学んでいる、という訳ですね。
・・ということにしておこう。
さらに
「流行というのは、すぐに廃れるじゃない。流行だから。でも古いものは、それがない。だって、最初から古いんだから。だから、僕は古いものが好き」
というようなことも言っていた。不正確ですみません。
まさに、トリファリのこと。そして、古い、古い、クラッシック音楽のこと。
時間というふるいにかけられ残ってきた素晴らしい輝きを持つ美しいものたちです。
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