mixiユーザー(id:10159995)

2022年03月28日05:58

47 view

脱炭素社会が落とす影

地球温暖化をストップさせるため、
脱炭素社会実現は、待ったなしだ。

2021年10月、当時の菅首相が、
30年までにガソリン車の生産を止め、
50年までに温室効果ガス排出実質ゼロの
脱炭素社会を実現すると国際社会に宣言した。

その影響が、いま地方都市に影を落とし始めている。

その一つが、23年の閉鎖が発表された
和歌山県有田市にあるENEOSの精油所だ。

80年の歴史を持つこの精油所も、
脱炭素社会、脱ガソリン車による需要減少への対応を
急がざるを得ない。

しかし、有田市財政に与えるインパクトは大きく
市の存続が危ぶまれるほどの危機感を募らせている。

有田と言えばみかんの産地として有名だが、
雇用のみならず、精油所労働者とその家族の消費力は大きく
精油所城下町の一面もある。

ENEOSに依存していた財政基盤を失うことと
その跡地をどうするか、大きな課題が自治体にのしかかってくる。

しかし脱炭素社会実現は、止められない。

これから、同じような自治体が
つぎつぎに現れることになるだろう。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年03月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る