小島谷駅　（新潟県長岡市　旧和島村）　ＪＲ東日本・越後線　２０２１年９月５日　日曜日

今日最後、そして越後線最後の訪問駅は小島谷駅である。
越後線に前回乗った時、柏崎発の電車はガラガラで出雲崎駅を含めて、ほとんどの駅の乗降客は１人もしくは０人だったのに、この駅で２０人ほどの学生などが乗ってきて驚いた。
この駅は旧和島村の代表駅でもあり、利用者が多いのだろう。
１日の利用者は１００人ほどのようだ。





駅はコンクリート製の駅舎で昭和５９年に無人化、２００４年に簡易委託も解除されているが、立派な駅舎で現在でも駅員がいるような雰囲気である。
駅前広場はさほど大きくないが、越後線の前身である越後鉄道の創始者、久須美秀三郎の胸像がある。
いわばここは越後線の「ふるさと」の駅でもある。




駅周辺もさすがに「村」とはいえ、旧和島町の市街地があり、かつてはさぞかしこの駅も村民でにぎわい活気があったことだろう。




駅構内は対面式ホームの交換駅。
現在でも頻繁にこの駅で列車交換が行われている。



１７時１６分、下り柏崎行の電車が到着。
２両編成の新型車両だった。




電車を見送ったと、良寛ゆかりのはちすぱ通り、ここには良寛が息を引き取った木村家、良寛の墓などを回り、長岡へ向かう。



途中には久須美秀三郎の旧屋敷もあった。
５時を過ぎていたので入れないと思ったが、無人だからか、５時過ぎても中に入り、庭園や豪邸を見ることもできた。