★☆小高駅　（福島県南相馬市　旧小高町）　ＪＲ東日本・常磐線　２０２１年４月３日　土曜日

小川郷駅からいわき駅へ、５分の接続で常磐線の原ノ町駅行に乗り換える。
この区間は原発事故から１０年ぶりに開通した区間である。

４両編成の電車は意外にもほぼ満席。
さすがに幹線である。
ただ、ほとんどの乗客は広野駅で下車してしまい、その先は１両数人でガラガラ。
原発事故で避難地域となったところであり、まだ人が戻ってきていないのだろう。
新線区間を超えていわき駅から７０キロ離れた小高駅で降りる。８時５８分。



小高駅は無人駅ではあるが、立派な駅舎が健在。
また待合室にはフリーwifiや電源コンセントなども用意されて居心地のいい駅となっている。



現在は原ノ町駅を代表駅とする南相馬市内の駅であるが、もとは小高町の代表駅で、利用者も１日５００人とまずまずの利用者がいる。
仙台suicaの利用できる南端の駅であり、つまりここまでは仙台都市圏になるということだろう。
駅前の自転車置き場にも多くの自転車が置いてあった。



駅前は結構大きな市街地を形成しており、駅とともに発展してきた町であることをうかがわせる。
近くに観光地もあるようで、今度来る機会があったら回ってみようと思う。




３０分ほど過ごして、９時２７分、上りいわき駅行の電車に乗る。