日本の人口減少が止まらない。
2023年の出生数は、75万8千人で、
過去最低になった。
政府は、子ども支援に力を入れ、予算を増やしているが、
まるでもう一つの問題に気づいていないのか。
もう一つの問題というのは、婚姻数の減少だ。
2023年の婚姻者数は,前年比3万542組減で、
減少率は5.9%で、50万組を大きく割って46万組だった。
結婚する男女が少ない限り、いくら子育て支援をすると
いったところで、出生数が増えるわけがない。
それだけ政府の対策は、的外れだといえる。
給料格差、環境問題など、将来に希望を持てない若者が増え、
結婚どころか、結婚しても将来子どもを持ちたくないという男女が、
52%と5割を越えているのだ。
社会的な構造を変え、将来に希望の持てる政策を打ち出さない限り
人口減少に歯止めがかからず、生産性も下落し、消費も落ちこむ。
そんな危機的状況にありながら、
政治とカネで与野党も思考停止したままだ。
政治を変えるためにできることは有権者が賢くなり
無能な政治家を選ばないことが、不可欠である。
このままでは、韓国同様に日本も消滅の危機が避けられなくなる。
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