幾寅駅から落合駅へ。
落合駅も2016年以降列車が来ておらず代行バスが発着している。
駅舎はバスの待合所として使われており整備されているが、駅構内は立ち入り禁止になり、雑草に埋まってもはや廃駅状態である。
数年前にも来た時はちゃんと整備されていて、代行バスがこの駅で10分休憩したときは、ホームで一服もできたのだが。
駅構内は旧国鉄型の地平ホームと島式ホームの2面3線の駅。
島式ホームと地平ホームは跨線橋で連絡している。
2000年ごろはじめてこの駅に来たことがある。
落合止まりの普通列車で折り返しUターンしたが、おばあさんが1人下車していた記憶がある。
バス代行前の利用者は1日5人程度、JRになったときも10人程度だったので、利用者の少ない駅だったのだろう。
駅前は小集落。
駅前には公営住宅がならんでいる。
小中学校もあったようだが、統合併合されたようだ。
かつては狩勝峠の峠越えの手前の駅ということで、鉄道の町として栄えたのだろうか。
商店やスナックなどもあったようだが、今は廃業廃墟のようだ。
落合駅から狩勝峠を回ってみる。
かつての旧線廃線跡沿いにはいくつかの見どころがあり、例えば宮脇俊三が初めての北海道旅行でやってきた新内駅にはSLが静態保存されていた。
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