妙法寺駅からは柏崎方面へ国道を走り、出雲崎町に入る。
このあたりの町村はのきなみ長岡市と柏崎市に編入されてしまい、出雲崎町は大国のはざまの小国のような感じになっている。
伝統のある町なので、「独立」を維持することを選択したのだろうか。
出雲崎駅を通過して、小木ノ城駅へ。
この駅は越後線の中でも一番小さいと思われる駅。
住宅街の中の駅で、駅前広場もなく、駐車場は駅からやや離れたところにある。
小さな路地を歩いていくと待合室のような小さな駅舎のみで、ホーム1本1線の停留所駅という感じである。
この駅は昭和33年に地元の請願で作られた駅だそうで、田中角栄は当時初入閣で郵政大臣だった。
おそらく田中角栄の国鉄への働きかけもあったのだろう、田中角栄の揮毫による駅竣工記念碑もある。
16時24分、柏崎行の電車が到着。
115系だったが、「湘南電車」ではなく別の塗装の車両だった。
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