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2018年07月11日22:36

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古典文庫を大人買い(0)

金曜日(7月6日)の夕方、会社を定時過ぎに出て、高円寺の古本屋に行ってみた。先日、古典文庫の『公任歌論集』を買った「藍書店」だ。「また古典文庫の良本でもあれば」との下心があってのことだ。

行ってみると、なんと古典文庫が大量に並んでいた!
しかも、全部1冊100円(税込み)!!!
(2冊組は200円。)

どれを選んだらよいのか、迷う迷う・・・。

そこで、悪魔のささやきが・・・。
「先日、ボーナスが出たじゃないか・・・。」

というわけで、80冊近くある古典文庫の中から20冊を選んでレジに。合計2000円(税込み)。

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1回分の「呑み代」ほどでもないと思えば、安いもの(と思いたい)。

脈絡も無く乱暴に選んだように見えるかも知れないが、僕としては1冊1冊に「期待」がある。読み込めば読み込むほどに日本文学の「奥深さ」を教えてくれるのが「古典文庫」だ(と思っている)。

ゆくゆく、20冊の中身についても記してみたい。

一冊だけ、ご紹介を。
『紫日記(松平文庫本)』

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これは「秋山虔校」と書かれていたので、注目した。
『紫日記』というのは、『紫式部日記』の諸本の中の1冊。
そして、秋山虔(アキヤマケン)と言えば、源氏物語と紫式部研究の第一人者。岩波文庫の『紫式部日記』も、池田亀鑑と秋山虔による校注となっている。また、秋山は岩波新書の『源氏物語』も書いている。その秋山が、『紫日記』の原文をどのように吟味したのかに興味がある。

◆古典文庫
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1932926833&owner_id=2312860

◆藍書店
http://aishoten.tumblr.com/
https://www.kosho.or.jp/abouts/?id=12032650


◆『公任歌論集』(古典文庫)
(1)新撰髄脳
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(2)新撰髄脳の撰歌
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◆『七夕和歌集』(古典文庫)
・彦星の妻待つ宵-躬恒(2018年07月05日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1967340600&owner_id=2312860
・いたずらに過ぎる月日-恵慶法師(2018年07月07日)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1967356691&owner_id=2312860

◆岩下武彦「秋山虔教授の御退任に際して」
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180709170658.pdf?id=ART0008113798
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