「笠着て馬に乗りたる坊主は、いづれの境より出でて、何をむさぼり歩くにや。このぬしの言へる、これは予が旅の姿を写せりとかや。さればこそ、三界流浪の桃尻、落ちてあやまちすることなかれ。 馬ぼくぼく我を絵に見る夏野かな」芭蕉「夏野の画賛」(新
知人から、「源氏物語は誰の現代語訳で読むのがよいか」という質問を受けたので、自分なりの感想をまとめてみた。☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。'・.:*:・.:*:・'゜★「源氏物語」をいきなり原文で読むのはなかなか大変だ。というわけで、まずは現
慶應義塾の出身者であれば、小泉信三先生の名を知らない者はいないだろう。慶應で福澤先生の次に「先生」と呼ぶべき方がいるとすれば、小泉先生以外の名前を挙げるのは、よほどの偏屈者だろう。では、その小泉信三の「一番弟子」と言ったら誰の名前が挙がるだ