九鬼周造に、はまっている。彼の全集(全12巻)のうち4巻ほどを図書館から借りて読んでいるが、どれも面白い。今は、第11巻の「講義 文学概論」を読んでいる。九鬼の思想の核にあるのは、「時間」であり「偶然性」である。前に九鬼の『偶然性の問題』を
滝川美緒子・滝川クリステル『リトル・プリンセス・トリック”星の王子”からのメッセージ』(講談社・2015年)という本がある。帯には、「星の王子の”謎”が解けた!」「これは、私たち家族が見つけた、サン=テグジュペリが本当に伝えたかったメッセー
九鬼周造を読んでいる。『「いき」の構造』(岩波文庫)は、以前に読もうと思ったときには面白さが分からず、途中で読むのをやめてしまっていた。しかし、今回は色々と面白く読むことが出来た。前に読みかけたときには、「いき」という美意識について構造的な