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日記一覧

夜間飛行(02)
2010年07月12日00:02

「歴史街道」の増刊である(月刊)「コミック大河」に連載されている滝沢聖峰の「東京物語」。第6回のサブタイトルが奇しくも「夜間飛行」。主人公は、陸軍審査部の白河知之大尉。米軍による夜間爆撃に対抗するため、夜間戦闘機に搭載するレーダー(電波評定機

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軍艦総長
2010年07月02日23:54

吉村昭の『戦艦武蔵ノート』(文春文庫)を読んでいたら、内藤初穂の名前が出てきた。内藤初穂は、岩波書店版の『星の王子さま』の訳者である内藤濯のご子息である。初穂は『星の王子の影とかたちと』という父親の伝記を書いている。この伝記は伝記で面白かっ

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永遠の0
2010年06月15日00:27

百田尚樹『永遠の0(ゼロ)』(講談社文庫)戦争にかかわる小説というものは、原則として読まないこととしている。知るべき事実、読むべきノンフィクション(事実)があるというのに、わざわざ「虚構(フィクション)」を読むために時間を費やすのは、馬鹿げたこと

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ニュースよりhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100331-00000030-jij-intサンテグジュペリに未公開映像=カナダの湖で妻と休暇−パリで競売へ2010年3月31日8時55分配信 時事通信 【パリ時事】童話「星の王子さま」などで知られるフランスの作家アントワー

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「パトス(情念)は、我々の広がりの感覚の中にある。」「しかし、僕はまた、真に人間に関わることは、計算することも計ることもこともできないものだと理解している。真の広がりの感覚は、眼には与えられず、それは精神にのみ与えられる。その価値は言語の価

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久しぶりに、本屋のフランス文学のコーナーを覗いてみたら、『星の王子さま☆学』という本があった。出版社が慶應義塾大学出版会だったので著者を見てみたら、片木智年という慶應義塾大学文学部の助教授の著作であった。ぱらぱらとページをめくってみると「中

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3月10日が来るたびに
2010年03月10日00:14

ライト兄弟の頼りなげな初飛行から、たった40年の間に航空機は驚くまでに発達した。より沢山のものをより遠くへ、より高くへと運べるようになった。65年前の今日、3月10日、サイパン島、テニアン島およびグアム島から飛び立った300機を越えるB-2

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