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英訳版の翻訳者と読者に対して、『存在と時間』が特別な諸問題を提起することには、いくつかの理由がある。三つの側面は特に注目を要するものであり、それゆえ、ここでコメントしておく必要があるだろう。第一に、ハイデガーが数多くのドイツ語の新語を『存在

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『存在と時間』の英訳
2007年09月29日22:03

後に「Sein zum Tode」として定義されるハイデガーの「Sein zum Ende」は、その難解さのために、それを英語で表現することは難しい。直接的な訳である「being to the end」と「being to death」は、その意味をより完全に把握できないならば、曖昧さを残こす(

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ハイデガーの『存在と時間』の読書会が、Mixiの中で始まるようだ。好みの問題で言えば、サルトルの『存在と無』の方が好きなんだけれど、やはり『存在と時間』もキチンと読んでおくべきかも。前に一度、「ちくま学芸文庫」版(細谷貞雄訳)で8割ほど読ん

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