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日記一覧

「(加害選手は)20歳ですよ。カミングアウトされたから、皆が知ることになったんでね、それがなかったら、自殺していたかもしれない」日本相撲協会評議員会・池坊保子議長(76歳)の発言https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-329809/http

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この劇では、大道具は全く無かった。舞台も階段状に作られているだけだ。更に言えば、幕が昇り降りすることもなかった。小道具も、手紙(ふみ)のような簡単なものがあるだけで、その数は少なかった。それが平安時代の物語であると分かるのは、衣装と、セリフ

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古潭龍澤寺の鰐口
2018年05月27日00:02

「古潭龍澤寺の鰐口(こたんりゅうたくじのわにぐち)石狩市指定文化財 第8号厚田区古潭の龍澤寺に伝わった2点の鰐口は、それぞれ寛政3年、寛政4年の銘があり、寛政3年の鰐口には、村山伝兵衛の名が刻まれています。村山伝兵衛は蝦夷地場所請負人の代表

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再生産表式の思い出(1)
2018年05月26日00:25

「マルクスの再生産表式論は、一国の総資本の連環をめぐって重要な洞察をふくんでいますが、この透見はときに(その基本的な理論構成もあって)ワルラス的な一般均衡理論につうじるものとも、レオンチェフ以来の産業連関表に繋がるものとも評価されてきました

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六「でも……、あなたって、わかっているわ、こういう方なの。薬をさきに下さって、傷をあとからお与えになるの。決してその逆はなさらないの。まず薬、薬のあとで傷、そうして傷のあとでは、決して薬は下さらないの。……。いいえ、あたくし、わかっているの

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「In other words, human essence—not human nature in general (which does not exist) nor the sum total of qualities and shortcomings in the individual, but the essence of who somebody is—can come into being only when life departs,

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「In other words, human essence—not human nature in general (which does not exist) nor the sum total of qualities and shortcomings in the individual, but the essence of who somebody is—can come into being only when life departs,

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「だがしかし、人間の「実体」はこころと身体との総合としての精神ではない。実存なのである。」ハイデガー『存在と時間(二)』(熊野純彦訳・岩波文庫・2013年)p.75より「いいかえれば、人間の本質[エッセンス]が現われるのは、生命がただ物語を残

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映画に原作本がある場合、「観てから読むか、読んでから観るか」は、なかなかの問題である。同様に古典を翻案した小説がある場合、原文と小説と、どちらを先に読むべきか。これもなかなかの問題だと思う。原則論で言えば、僕は「原文」か、そうでなければ「原

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葵祭
2018年05月15日22:54

今日から、京都では、葵祭(あおいまつり)なんだとか。「化外の地」である蝦夷地で育った僕には、こうした雅な行事は、都(みやこ)というよりも外国での出来事のような気がする。高校の就学旅行で初めて京都に行ったときにも、言葉こそ通じるものの、別の国に

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無常の歌−定家(01)
2018年05月14日22:14

「無常88 ながめてもさだめなき世のかなしきは時雨にくもるありあけの空89 水のうへに思(おもひ)なすこそはかなけれやがて消(きゆ)るをあわと見ながら」「88 じっと眺めていると、有明の月の懸かっていた空は、たちまち時雨に曇ってしまった。このように定め

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リリース、江湖、上梓
2018年05月13日11:44

◇先生「新たなゲラが届きました。こちらは来月リリース。」https://twitter.com/infinity0105/status/994573786493009922◆僕「「本」も「リリース」するものなのかと、少しだけ考えてしまいました(笑)。(戦後生まれで戦中育ちのオジンの語感です。)」http

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「私は研究者としての店じまいした後に楽しみを残しています。大学の教師が終わりとなったら、専門の本なんて読みません。非常に愛着のある哲学書の古典はありますが、義務として読むような研究書なんて読んでたまるかと思います。『源氏物語』とプルーストの

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「わたくし自身は廣松の教え子というわけではなく、また哲学的にもマルクス研究という面でも後継者を名のる資格はとうていありませんが、それでもマルクスに対する一定の関心を持続させて今日にいたったのは、やはり廣松の学恩に負うものと思っています。」熊

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「だがしかし、人間の「実体」はこころと身体との総合としての精神ではない。実存なのである。」熊野純彦訳『存在と時間(二)』(岩波文庫)p.75より.:*:'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜☆。'・.:*:・.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・ 今回、熊野訳で

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熊野純彦の訳によるハイデガー『存在と時間』(岩波文庫)のうち、第一篇の第四章を読み終えた。『存在と時間』は、桑木務訳(岩波文庫・旧訳)、細谷貞雄訳(ちくま学芸文庫)、原佑・渡邊二郎訳(中公クラシックス)と既に3回読んでいるので、今回は冒頭部

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漱石はあまり読んでいなかったが、ただ『草枕』だけは読んだことがあって、軽い読み物としては好きだった。改めて漱石の他の作品を読んでみようかと思ったのは、古本屋で石原千秋が編集している『生まれて来た以上は、生きねばならぬ』(新潮文庫)という本を

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「漱石の小説のなかで、現在もっとも広い読者をもっているのは、たぶん『こゝろ』だろう。高校の国語教科書で、この作品に出会ったという人も多いかと思う。」「『こゝろ』」の定番化は、おそらく一九六〇年代に『現代国語』が設置された時期以後のことである

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「北海道島は、14世紀まではほぼ全島まるごとアイヌ民族の占有下にあり、15世紀中頃以降その南端に位置した本州系領主の勢力圏、後の松前藩は、幕藩制国家にとって、異民族の社会への橋頭堡としての役割を持っている。同藩の性格は、このことに著しく規制

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「終りに當つて、道民待望の史籍が漸くにして斯くの如く成效せる以上は、須く之を有意義に活用して、北海道百年の計を更新する上に、努めて之を先人の功否に判斷し、歴史を貫く理法を覺りて、帝國新營の樂土としての、發展策に資せしめられんことを切望する。

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