「福島第一原発 トリチウム水の放出に反対意見多数 公聴会」(NHK)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180830/k10011599901000.html トリチウムは日本語では三重水素で、水素の放射性同位体です。化学的には「水素」と同じ性質なので酸素と結合したら「
「写真」とは「真実を写す」と読みたくなりますが、実際に私たちが見ているものは「紙(またはモニター)に定着させられた『光』」です。光を定着させる、とは、真実を写すことに負けず劣らず、すごいことです。【ただいま読書中】『絶滅の人類史 ──なぜ
民間企業に「障害者雇用をしろ」と旗を振っていたはずの中央官庁や全国の自治体が、自分たちは障害者雇用をちょろまかしていたそうです。で、“元締め"の厚生労働省が調査をしているそうですが、厚生労働省自身も「身に覚えがある」わけです。だとしたら、
子供には過去はないが未来があり、老人には未来はないが過去はある、と言うことはできますが、本当でしょうか? 「子供の未来」は確率的に老人の未来よりたくさんありますが、内容はまだ確定していません。老人にも未来はありますが、それはすでにほぼ確定
スポーツの世界で「精神力」を力説する人がいますが、私はそれに対して否定的な見解を持っています。もし精神力ですべての勝負が決まるのなら、肉体的な鍛錬なんか不要になっちゃうでしょ? 筋肉トレーニングや動体視力のトレーニングなどは無駄で、寺で座
石油や石炭を燃やして二酸化炭素が発生したら、それは「新たに付加された地球温暖化ガス」だからまずいけれど、木材を燃やして二酸化炭素が発生しても、それはもともと大気中にあったものをまた大気に返すだけだから「カーボンニュートラル」で問題なし、な
「尊敬する/軽蔑する」と「好き/嫌い」とは、それぞれ別の独立した事柄です。つまり「尊敬するが嫌い」や「軽蔑しているが好き」もあり得ます。【ただいま読書中】『コンスタンツェ・モーツァルト ──「悪妻」伝説の虚実』小宮正安 著、 講談社(選書
いまだに「地球は平面だ」と信じている人がいるのが私には不思議ですが、考えてみたら「地球平面説」の人はある意味「物知り」なのかもしれない、と気づきました。だって「自分の家の周囲しか知らない人」の場合「平らかどうか」以前に「世界」という概念も
「必要は発明の母」と言いますが、「父」はどこに?【ただいま読書中】『不便から生まれるデザイン ──工学に活かす常識を越えた発想』川上浩司 著、 化学同人、2011年、1700円(税別)https://www.amazon.co.jp/gp/product/475981342X/ref=as_li_tl?ie=UT
1ドルがまだ360円だった時代に「実際にアメリカで暮らしたら、1ドルは日本の100円くらいの値打ちだった」と聞いたことがあります。現在の日本では「百均」ですが、アメリカのワンコインショップは「1ドル(か99セント)」で、やはり1ドル=100円の感覚
「障害者雇用 総務相が水増し認める」(毎日新聞)http://mainichi.jp/articles/20180821/k00/00m/040/067000c 障害者の雇用数を「水増し」する行為を、民間企業がやったら政府から「罰金」をくらいます。しかし中央官庁がやった場合、たとえ「罰金」を課
フランスのサッカー代表に「アンリ」という選手がいましたが、そのつづりが「Henri」であると知ったときに、私は小さな衝撃を感じました(「エルメス」が「Hermes」だと知ったのはそれからさらに後のことです)。だけどよくよく考え直してみると、英語でも
山口県の迷子を30分で発見した尾畠さんが、こんどは広島県呉市にボランティアに駆けつけたそうです。そのニュースを見てあきれたのが、報道陣の多さ。わっと取り囲んでいますが、これって、交通の邪魔だし尾畠さんを立ち止まらせることでボランティア活動の
大災害や戦災などで「いかに人がひどい目に遭ったか」が伝えられます。ただし、その伝承には、被災者が生き残ることが第一要件ですが、それだけでは不十分でしょう。だってトラウマを抱えた人の口は重くなります。それを聞き、伝えていく活動は「被災者の周
アメリカの大規模な山火事で、軍用の無人機も情報収集などに活用されている、とニュースで言っていました。そういえば無人機からはミサイル発射もできるのですが、「消火ミサイル」というのはできないのでしょうか。消火剤をばらまくとか、特殊な爆発で広範
1989年に起きたロマ・プリーター地震でサンフランシスコに向かう二階建ての高速道路の二階部分が下に落っこちたとき、日本の専門家は「日本では大丈夫」と断言しました。1995年の阪神淡路大震災で阪神高速道路が転倒するまでは。 チェルノブイリやスリーマ
仕事などに熱中している人は,威張る暇も精神的余裕もありません。熱中していない人は成果が上げられないので威張る根拠がありません。【ただいま読書中】『薬で読み解く江戸の事件史』山崎光夫 著、 東洋経済新報社、2015年、1500円(税別)https://www.ama
「年を取った」とは言いますが「年を(が)寄った」とはあまり言いません。なのに「年寄り」とは言いますが、「年取り」とはあまり言いません(私が持っている辞書では「年寄り」は「年を取った人」「武士、村、相撲でのエラい人」、「年取り」は「年を取る
うちの奥さんが巻きスカートを履いて「ウエストのことを考えなくて良いから楽なの」とご満悦です。ちょっとウエストが細すぎてぴったりサイズがないからの苦労なのでしょう。 ところで私はウエストが成長してきてもうすぐいろいろ困りそうなのですが、巻き
お墓参りに行って来ました。掃除をしていて驚いたのは、生命のしぶとさです。墓石の表面って、生命にとっては過酷な環境です。吹きさらしでつるつるで定着が難しいし,養分だってろくにありません。夏には墓石の温度は何度まで上がるでしょう。だけどそんな
私が知る限りで一番簡単な丸ごとトウモロコシの料理法。皮付きのまま電子レンジに。600ワットで6分間。皮を剥いて塩をぱらぱら。それだけ。 最近記憶力が減退しているので、忘れないうちに書いておきました。【ただいま読書中】『水ぎわの珍プレー』村上
先の大戦後、軍国主義に凝り固まっていたはずの人たちが即座に「民主主義万歳」に豹変したことを私は不思議に思っていましたが、21世紀にも似た現象があったことを今思い出しました。民主党による「政権交代」のときのことです。「自民党→民主党」に大規模
1970年の大阪万博では、1940年に予定されて中止となった「日本万博」の前売り券が使用できたそうです。大切に取っていた人はどのくらいいたのでしょうねえ。というか、大切に取っていた人、使ったんだろうか?【ただいま読書中】『1970年大阪万博の時代を歩
“それ"に取り組むのに、勇気を必要としないのは、真の仕事とは言えないでしょう。 “それ"に取り組むのに、勇気を必要としないのは、真の愛情とも言えないでしょう。【ただいま読書中】『ミケランジェロの生涯 ──苦悩と歓喜』アーヴィング・ストーン
私の父の実家があるA町の隣町(F町)には鉄道が通っています。けっこう大きな川がその間にあるからわざわざ鉄橋を架けてこちらに通すよりはそのまま川の左岸を南から北へ通っていった、という感じです。ところで隣町のさらに向こうの町(と村)(まとめて
昭和の昔、税務署は「高額納税者」のリストを各分野ごとに公表していました。「映画スターはどのくらい稼いでいるか」とか「日本で一番の金持ちは誰か」とか下世話な興味を持つ人は喜んでそのリストを“鑑賞"していました。もっとも「納税額」と「収入」と
通行量が割と少ない道をすいすいと車を走らせていたら、脇道に気になる車を発見。見通しが良い交差点なのですが、私が走っている道は新しく建設されたもので、その「脇道」が本来のこの町での幹線道路だったので、それにずっと慣れている地元の人に新しい道
文字通りに解釈すると「正確性や真実性の確認やその意味づけなどではなくて『とにかく速く報じること』にだけ価値を持ったニュース」となります。 ところで「速報」を鵜呑みにすることに慣れた人間は、デマもまた鵜呑みにしてしまいません? 「速報」って
「高き望み」は良いものですが、うっかり「き」が抜けると「高望み」になってしまうのが困りものです。【ただいま読書中】『「子どもがケアする世界」をケアする ──保育における「二人称的アプローチ」入門』佐伯胖 編著、 ミネルヴァ書房、2017年、2200